アジアパシフィック大学（APU：Asia Pacific University of Technology & Innovation）は、1993年に設立されたマレーシアの私立大学です。
マレーシア政府系機関が、テクノロジー推進地区であるテクノロジーパークの中核大学として創立し、文系と理系の学部がある中で、特にIT産業を担う人材を育成するために設立された学部の評判が非常に高いです。
APUは、最新のQSアジア大学ランキング（2021年版）において、私立大学トップ10にランクインしています。
また、マレーシア政府調査で就職率100％という、圧倒的な実績を誇っています。
IT系プログラムが特に有名ですが、他にもVR/AR、ゲーム開発、アニメーション、Eビジネス、デジタルマーケティング、フィンテック、メディア＆コミュニケーション、国際ビジネス、会計なども非常に人気があり、マレーシアでは初めて体系的に学べるeスポーツアカデミーも開講されました。
学生の6割が留学生、世界中から6000人の優秀な理系の生徒が集まる非常に国際的なキャンパスです。
APUで得る学位はイギリスやオーストラリアの一流大学によって認められています。
したがって、イギリスの大学とAPUの卒業資格を両方取得することのできる、デュアルディグリープログラムや、欧米大学への編入（2年次、または3年次）にイギリス、オーストラリアの大学へ編入するための提携校が多数あります。
デュアルディグリープログラムについてはこちらの記事をご覧になってください。
大学キャンパスは、クアラルンプールで最も治安が良いエリアの1つであるブキジャリルにあり、かつその中のテクノロジーパーク内にあるため、治安の良いエリアに滞在することができます。また、テクノロジーパーク内は政府機関が集中しているため、公務員やビジネスパーソン、大学生が多くみられます。
なお、APUとテクノロジーパーク外の最寄りのLRTブキジャリル駅までは、大学運営のシャトルサービスが運行しているのでKL中心部への移動コストも削減できます。
また、大学付属の語学学校の英語コースも充実しており、英語力がまだ自信のない学生でも安心して通うことができます。
| 学校名 | Asia Pacific University of Technology & Innovation (APU) |
| 設立年 | 1993年 |
| 公式サイト | http://www.apu.edu.my/ |
| 形態 | 私立大学 |
| 学生総数 | 19,000名 |
| 入学時期 | 年3～4回 |
| 必要英語力 | IELTS5.0~6.0 |
アジアパシフィック大学（APU：Asia Pacific University of Technology & Innovation）の学部
IT関連
- IT（情報テクノロジー）
- 情報システムセキュリティ
- クラウドコンピューティング
- ネットワークコンピューティング
- モバイルテクノロジー
- インターネットオブシングス（IoT）
- デジタルトランスフォーメーション
- 金融テクノロジー（フィンテック）
- ビジネス情報システム
- ソフトウェア工学
- DESIGN
- コンピュータサイエンス
- データアナリティックス
- デジタルフォレンジックス
- サイバーセキュリティ
- インテリジェントシステム
- マルチメディアテクノロジー
- VR/AR（仮想現実・拡張現実）
- コンピュータゲーム開発
- ビジュアルエフェクツ
- アニメーション
デザイン・広告関連
- 産業デザイン
- デジタル広告
ビジネス・マーケティング関連
- ビジネスマネジメント
- Eビジネス
- デジタルリーダーシップ
- 人材マネジメント
- 国際ビジネスマネジメント
- マーケティングマネジメント
- デジタルマーケティング
- ツーリズムマネジメント
- 会計・銀行・ファイナンス・保険数理
- 会計＆ファイナンス
- フォレンジック会計
- 租税
- 外国為替＆投資
- 内部監査
- 銀行＆ファイナンス
- 金融テクノロジー（フィンテック）
- 投資＆リスクマネジメント
- 保険数理（アクチュアリアルサイエンス）
- データアナリティクス
- 金融テクノロジー（フィンテック）
- Engineering
- エンジニアリング（工学）
- 電子＆電気工学
- 通信工学
- メカトロニクス工学
- コンピュータ工学
- 石油工学
- メディア・コミュニケーション・国際関係・心理
- 国際関係
- メディア＆コミュニケーション
- 心理
アジアパシフィック大学（APU：Asia Pacific University of Technology & Innovation）の付属英語コース
APUの付属英語コースは、マレーシア国内の大学の中でも最も人気が高いプログラムです。
コースの開始時期は毎月入学可能なので柔軟性があり、1つのレベルを基本的に4週間で修了します。
また、英語レベルは7レベルに細分化されクラスが構成されます。
付属英語コースでは1日4時間授業に加えオンラインレッスン2時間、平日毎日6時間の授業を取ることができます。
さらに専門課程の学生と同様に、APUの学内レジデンスやキャンパスに隣接するサテライトレジデンスに滞在することができます。
アジアパシフィック大学（APU：Asia Pacific University of Technology & Innovation）の滞在先
学生レジデンス（1～2名部屋）
学生レジデンスはキャンパス内にあるため、アクセスカードを持つ者のみが寮内に入ることができます。
部外者は入ることができないため、高いセキュリティ環境で滞在することができます。
サテライト学生レジデンス（1～3名部屋）
学生レジデンスは人気が高く、満室となる場合があります。
その際に、学校が運営するキャンパス外のサテライト学生レジデンスに滞在することが可能です。
キャンパス外ですが、入口にはセキュリティガードが常駐しているのでセキュリティ面も問題ありません。
アジアパシフィック大学（APU：Asia Pacific University of Technology & Innovation）の留学費用
| 3年制学士号プログラム | RM88,200(3年間) |
| 4年制学士号プログラム | RM117,900(4年間) |
| 学生レジデンス | RM720～1490(1か月) |
| サテライト学生レジデンス | RM350～740(1か月) |
| 付属英語コース | USD1,400（1か月） |
