【理論の持論化】 -本質的な学習とは-
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持論について述べてきましたが、重要だと考えるポイントは押さえ終えたので
今回の記事で説明を一時完結させます!

ACTIVE、LOGICALそしてPOSITIVEのサイクルが成功に導く。

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つまり、考えてばかりいても動いてばかりいても成功へ近づけません。
どちらかではなく「走りながら考える」状態を創ることが目標達成に必要なのです。

 

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その状態では何が起こっているのか展開すると、
「論理的な考えに基づいて情熱的に、行動でなくACTION(行為)を行うことで、

 

実感に基づいた目標達成への妥当性の高いLOGIC(論理)が生まれる」ということです。

 

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考えずに行うことばかりではサルに近づき、
また考えてばかりで行わなければロボットに近づきます。

 

いずれか一方に傾向すると成功も目標達成もできません。
では、なぜ人はどちらかに偏りバランスを失うのでしょうか?

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バランスを失う理由はLOGICとACTIONの両面から説明されます。

 

初めに、考えてばかりで行為に移せない-なぜ人は行動的になれないのでしょうか?
理由は大きく分けてこの3点です。
1.達成すべき目標がないから
2.目標があっても達成方法を導き出せないから
3.達成方法を導き出せても失敗を恐れるから

 

次に、論理的に考えることができない-なぜ人は論理的になれないのでしょうか?
理由は大きく分けてこの3点です。

 

1.情熱的にACTIONできていないから
2.「やりたい」と思っていないから
3.「すき」という価値観がないから

 

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幼いころ、殆どの方がこう言われたことがあるでしょう、

 

「良く学び良く遊べ」。その言葉でこの持論は大雑把に説明されます。

 

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詰め込み教育と態度主義学習。理論家や批評家を育てることはできすが、
イノベーティブなアイディアを生む実践家を生むことはできません。

 

ゆとり教育と放任主義。論理的(理論的)に考えるためには抽象的概念の理解が必要。
抽象的に考え、理解するためには時間をかけた訓練が不可欠です。

 

優れたACTIONを実行するためには、優れたLOGICが必要条件。

 

 

実は、本質的な勉強の価値は(本を読みペンを走らせることでなく)
優れたACTIONに移すためにあるのです。


本質的な学習
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心理学が「学習」を永続的な行動の変化と定義づけるように、
行動の変化が伴わない"学習"は学習ではありません。

 

単なる豆知識の詰め込み、具体事例の丸暗記的な
行動の変化につながらない個別学習は
切手集めのように自己満足と大差がないからです。

 

 

学習は限定的ではなく善く生きるために永続的に続けられるものなのです。
なぜならば、達成したい目標には可変性があり、
目的達成のための本質的な学習の役割には可変性が殆ど無いからです。

 

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私は成功可能性の高いLOGICを建てるときに必要なものが勉強だと説明しました。

 

では、どのように妥当性の高い「なぜ」から、実社会で論理性(理論性)の高い「なぜならば」
目標達成のために、導くことができるでしょうか?

 

 

勉強(本を読みインプットをする作業)をする時間は限りあります。

 

 

かつ、ビジネスはスピードが最重要なので応用すべき理論を探求することは現実的ではない。

 

よって、多くの人々は理論ではなく持論に基づいてすべき行為を論理建てます。
当然、もし理論と程遠い、偏見や固定観念に犯された"持論"を持っていれば成功可能性は低まります。

その一方で、優れた経営者は優れた持論(高度に抽象化された妥当性の高い思考)を持ち判断をします。

 

 

この2つの違いは何が原因で生まれるのでしょうか?
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理論の持論化

 

Theory-Reality

 

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

 

ドイツの名宰相、オットー・ビスマルクがそう言いました。

 

自分の経験則から導き出した持論は、
人類の歴史が記憶するうち何%の人知を持つでしょう?

 

 

 

賢者は自分の経験からではなく長い人間の営みから学ぶのです。
すなわち、理論の持論化科学という高度に論理的な知識体系を自分の経験に取り込む
ことで現実的でかつ妥当な判断ができるのです。

 

結論、論理的(理論的)な考えに基づいて情熱的に、行動でなくACTION(行為)を行うことで、
実感に基づいた目標達成への妥当性の高いLOGIC(論理)が生まれるのです。

 

このサイクルによって、人は偏見や固定観念、誤概念や思いこみに満ちた持論を
妥当性の高い持論に変えることができ、現実的に優秀な状態を創ることがつくれるのです。

 


最後に

 

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最後に、念のためこのように疑問提起します。

 

 

持論とはそもそも何でしょうか?
「個人的な意見・主張」と認識してらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

 

解釈によっては主観的なニュアンスが強く感じられるかもしれませんが、
国語辞書にもそのように載っているのでそう考えて当然だと思います。

 

 

しかし、英語で持論を"One's Theory"と言いますね。
Theoryとは、すなわち客観性のある理論を意味します。

 

 

つまり、持論とは客観的な「理論」が備わった
主観的な「個人的意見・主張」であるべきなのです。

 

 

既にお気づきの方もいらっしゃると思いますが、
BLOGでこうして紹介している「持論」は私が恣意的に述べているのではなく、
実際、90%が理論に基づいた経験的な知識で構成されています。

 

 

BLOGで説明できる限界もあり専門家からのご指摘もあるかもしれませんが、
このロジックは持論化された知識であると御理解ください。

 

 

記事の中で説明が不足している部分もありますが、
仕事や人間関係、学業などあらゆる局面で
読んでくださる方々にこの持論をお役立て頂ければ幸いです。

 

説明にわかりにくい部分、
質問・コメントがあればフォームにご記入お願いします!

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