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こんにちは!Kunyです
私は国内の私立大学で卒業に必要とされる単位以上を取得し、カナダのビジネスカレッジでは多国籍の学生を抑えて成績一位で卒業しました。
専門は経営学であり、自分自身の成績を実験結果として学習方法を自ら編み出し実践してきました。
経営学は社会科学ですので、自然科学には応用できないオリジナルの学習方法ですが参考にして頂けたら幸いです!

なぜ社会科学に使えて自然科学に使えないのか、率直に言うと「記憶」することを軸にしている方法だからです。
つまり、社会科学系の学問は、記憶ができれば高得点を取れると単純化することもできます。

ただ、高得点を取ることや試験に「合格」することと、正しい意味で「学習」することは必ずしもイコールではありません。
テストの点数を取れても、学んだ内容が「学習」されているのかどうかは別の話だからです。

そこで、「学習」を目的とした勉強方法と「合格」を目的とした勉強方法、2つの内容を実践してきたエピソードもあわせて説明したいと思います。

そもそも学習とは何か

そもそも学習とはなんでしょう?
実は学習の定義は様々あり、一本化されていないのが現状です。
私は心理学が定義する学習が最も妥当だと捉えています。

心理学において一般的に学習は「経験によって生じる比較的永続的な行動の変化」と定義されています。
「経験によって生じる」とは「成熟や老化による変化は学習とは言えない」ことを意味しています。

「机に向かって本を読み進めながらペンを走らせる」ことは一見、学習している姿に見えますよね。
試験勉強などは問題に対して正しい解を導き出せるようになることが行動の変化と言うことができますが、試験が終われば学んだことを忘れてしまう、勉強をする前の状態に戻ってしまうという経験はありませんか?
永続的な行動の変化を学習と定義すると、一時的な行動の変化は学習と呼べないというわけです。

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学習が成功している、わかっている状態とは

それでは、どのようになることが学習の成功と言えるのでしょうか。
理論や体系的な知識の理解は大雑把にAからCの3種類に分かれると考えています。

A 知っている 学習した経験はあるが内容の細部を説明できない
B 理解している 学習した経験があり内容を説明出来るが応用ができない
C わかっている or している 知識をいつでも取り出して応用できる

これらAからCの違いを説明するために会話例を挙げてみようと思います。

Aさん

ねえねえ、富士山の頂上に自販機あるの知ってる?

Bさん

えー、そうなの?知らなかった。コーラとか買えるの?

Aさん

コーラは500円するみたいだよ。輸送コストが高いからかな

Cさん

500円もするの?値段が決まる理由は需要が高くて供給が少ないからじゃないかな

Bさん

確かに、価格の決定要因は需要と供給の法則って中学のときやったよね

Aさん

あー、確かにそういうのやったよね

 

 

日常的なことに理論を重ねて友達と話すことはよくあるシーンだと思います。
この例では、Aさんが知っている人、Bさんは理解している人、Cさんはわかっている人となります。
Cさんは現実に起こっていることに対して、過去に学んだ理論を当てはめて考えていますよね。

学校で学ぶ学習で究極的に学習が進んだ状態というのは、理論や知識の概念を現実世界に当てはめたり説明や応用できるようになることです。
その状態を「わかっている」とここでは表現します。

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インプットした知識はアウトプットで学習する

では、どのようすれば「わかっている状態」‐学校で学んだ知識を応用したり説明できる‐ようになるのでしょうか。
私が一番心がけていたことは知識のアウトプットです。
講義で聞いたり読んだりした内容はインプットされた情報として保持されますが、アウトプットしなければ読み聞きした話でしかありません。
自分自身で知識を応用して実践したり、人に説明するなどアウトプットをすることで永続的な行動の変化の実現に近づきます。

実際に講義で学んだ内容のアウトプットの一例は次の通りです。

講義からのインプット 実践したアウトプット
プログラミング ブログサイトを作成
心理学 ブログサイトで心理学を解説
ドイツ語 文法解説と問題集がセットになった自習用のシステムを作成
国際経営学 フィリピン未電化地域でBOPビジネスのニーズ調査
統計学 フィリピン各地域で集めた500枚の質問票から市場の有意性を計算

このように講義で学んだことを実践することで知識をいつでも取り出して応用できるようにしていました。
とりわけ、英語は学んだら即時アウトプット可能な知識ですので、環境構築ができれば「わかっている状態」を作りやすい分野と言えます。

さて、ここまで学習とは永続的な行動の変化と心理学では定義され、学んだ知識をアウトプットをすることで「わかっている(している)状態」になれるというところまでお話しました。
次は、どのように講義を受けていたのか紹介してみたいと思います。

将来も使える大学講義のデータベース化

私は年間授業料が100万円の私立大学に通っていました。
100万年 / 受講コマ数 = 1コマあたり単価 ですので、授業を取れば取るほど1コマ当たりの価格が下がります。

自分の目標に関係する講義から優先的に履修しますが、単位の関係で履修できる講義には限りがありました。
そこで、非公式に講義を受けてよいか教授に確認を取り空きコマに興味のある科目の授業にもぐりこんでいました。
例えば、哲学や論理学、経済学、アイヌ文化の授業など様々です。

ただ一度に学習する量が増えれば増えるほど、どのように知識をまとめるかが重要になります。
記憶はいずれ忘却しますが、記録は残ります。
そして紙(アナログ)は知識の引出に時間がかかりますが、データ(デジタル)化すれば大学卒業後も必要なときに使えるデータベースになります。
したがって、大学講義を将来も使いやすい記録としてデータベース化しようと考えました。

400万円で大学の知識を仕入れてデータベース化して付加価値を付けて販売するという考え方もできると思います。
そして、大学の知識を切り崩すと音声データ視覚的データの2つに別けることができます。

大学1年生の前期にそのことに気が付いて、1年生の後期から受講していた全科目で次の方法で勉強していました。

大学講義の受講方法

  • 教室の最前列のど真ん中に座る
  • 教授の話す言葉をタッチタイピングで記録する
  • スライドや板書は画像を取って記録する
  • 音声もレコーダーで保存する

この方法で大学の知識-音声データと視覚的データの2つ-を3年半に渡り保存していました。


教室の最前列のど真ん中に座る理由は3つあります。

教室最前列のど真ん中に座る理由
1つ目は教授にマイクを向けられコメントを求められることがあるので、その緊張感を持って学ぶため。
2つ目が最も重要で、スライドや板書の写真を綺麗に撮る為です。
3つ目は、講義終了後に教授にすぐに質問をするためです。つまり、講義内容を鵜呑みにせずに、問いを立てながら受講する癖を付けていました。

撮影した画像はパソコンに送り、文字データの間に差し込むことで講義ノートは完成します。
そして聞き取れなかった部分とタッチタイピングが追いつかなかった所は音声データを聞き直して講義ノートを埋めクラウドに保存します。
期末には教科によってはデータがかなり重くなることがありましたが、紙を使わず卒業後も自由に理論を振り返ることのできる自分用の大学講義データベースを作ることができました。

教科書の電子書籍化、デジタルとアナログを循環させる

大学では学期のはじめに履修する科目の指定教科書を購入します。
私が学期のはじめにしていたことは買った教科書をカッターでばらばらにしてスキャナーで電子書籍化しクラウドに保存
そして、PDF化した後の教科書はすぐに捨てるということです。

いわゆる、「自炊」電子書籍化をして大学へ行くときの荷物はパソコンと最低限の筆記用具だけにしていました。
そうすることで、荷物が少なく済むだけではなく利点が3点あります。

教科書の電子書籍化の利点3つ

  • 「〇〇ページを開いてください」と言われたとき、PDFファイルにページ番号を入力しすぐに当該ページを開くことができる
  • デジタルベースで作っている講義ノートにPDF化した教科書の図や表、画像など何でも切り取って差し込むことができる
  • 普遍的な理論などを大学卒業後も見返せるように保存することができる

また、授業内での配布資料も教科書と同じ扱いで処理していました。
配布資料はペンで書き込みをすることが多いと思いますが、手書きの文字を書いたものをスキャンし講義ノートにペーストすることでアナログとデジタルの良いとこどりをすることができます。
ノート持参可のテストも多いので、その場合は講義ノートをプリントして持っていけば良いというわけですね。
認知心理学のテストで「手書きノートのみ持参可」と指定されたとき、教授にこの学習方法を説明してルールを変えてもらいました

最終的に講義ノートは文字と画像が交互に繰り返される長編の記事のようになります。
何万文字の長編記事が受講科目の数だけ揃い大学講義データベースが卒業時に完成しました。
データベースですので、卒業後に何かの挑戦をする際の論拠を立てることができるのは今でも大きな宝物となっています。

さて、ここまで学習とは永続的な行動の変化と定義され、学んだ知識をアウトプットをすることで「わかっている(している)状態」に近づける。
そして、インプットは教材と講義ノートをデジタル化して大学講義データベースを作ることで長期的に知識を保存する。
このインプットとアウトプットにより、高いレベルの学習ができる。
これが、私が実際に大学時代にやっていた学習方法です。

私は単位や学位が目的ではなく、勉強することそのものが目的で大学へ行っていました。
そのため、教職課程を受けて教育心理学や教育方法論などを学び、その内容を自分の学習に当てはめながら学習方法を工夫しました。
ただ、講義をデータベース化するなど「非効率なんじゃないの?」と在学中は言われることもありました。

確かに、大学を卒業すること、テストに合格することが目的なら非効率だと思います。
また、大学生の多くはアルバイトや様々な活動のため、勉強に割く時間は最低限にしなければならないケースも多いと思います。
そこで、ここからは試験に合格することを目的とした方法についてご紹介したいと思います。

最も効果的に理解度を確認できるテストとは

ここで一度、テストについて考えて見たいと思います。
学校のテストは基本的に、学習者の理解度を計るために作成、実施、採点されます。
そして、決められた日程に複数人の人々が同時に受験します。
そのようなテスト形式を多くの方々が「当たり前だ」と当然視していると思います。

そして選択式や穴埋めなどで回答するテスト形式は、問題を作る側・採点者側にとって合理的な方法ということが出来ます。
受験者が何百名、何千名いても正誤で判断し同じプロセスで採点できるわけですね。

しかし、そのようなテストが完璧に受験者の理解度を計れるわけではありません
「テストの前の日に勉強した箇所がたまたま出題された」「4択式の問題で正解がわからなかったけど、運よく当たった」やカンニングが発生してしまうこともありますよね。

もっとストイックなことを言うと、「ここテストにでるよー」と講師が授業中に言うことも本来なら間違っていると思います。
本来、テストの目的が理解度を計ることならば、そもそも前もって日程が明かされず抜き打ちで行われるべきであり、テストに出るところを事前に言うのは本末転倒だと考えているからです。
この考え方は厳しいと思われるかもしれませんが、実社会では毎日が抜き打ちテストの様なものなので、それと同様に学校のテストも抜き打ちでやることで理解度を計れると考えています。

さて、それでは最も効果的に学習者の理解度を確認できるテストとは何でしょうか。
私は、白紙の紙を受験者に渡し「ここまでの講義で学んだ内容をかける限り書いてください」という1問で理解度を計ることができると考えています。

この方法ならカンニングも出来ませんし、一夜漬けの対策もあまり意味を無しません。
その一方で、採点者の負担が大きすぎて実用的ではないので従来型のテストが行われているわけですね。
(生成AIを使えば、私の言うテストが実現できるかもしれません)

理解度チェックテストは自作する

ここまで、効果的に理解度を計るテストが現実的ではないということを説明しました。
その上で、選択式や穴埋めなどの採点者にとって合理的なテストが作られています。
テストに合格することを目的として勉強をするなら、理解度チェックテストを自作して100%の正答率になるまで解くことがお勧めです。

テスト対策の自作テスト作成のために意識することは次の3点です。

テスト作成で意識すること

  • 教科担当の先生になったつもりで問題を作る
  • 自分が苦手な箇所を潰す問題を多めに作る
  • 友達にも自作の理解度チェックテストを作ってもらい、問題を交換する

1点目については、講義を受けていると教授が特に伝えたいメッセージを受け取ることがあります。
私が講義を受けているときにいつも注目していたことは「教授が余談をするとき」です。
授業中に教授が個人的な体験などに話が膨らむ場合、その部分に拘りが強い・強い実感を持っている可能性が高いと思います。
教授も一人の人間ですから、相手の気持ちを想像して自作テストを作ってみると良いでしょう。

2点目は教授目線ではなく、自分目線の問題作成になります。
現在勉強している科目で「うまく人に説明できない部分」「知識の応用が思い浮かばない概念」が見つかれば重点を置いて理解すべきです。
自分の苦手を見つけるときは知識のアウトプットがうまくいかないときですので、自作テストを作成する過程で苦手を見つけられると思います。

3点目は一緒に勉強してくれる友達が必要ですが、かなり強力な方法です。
友達と相互に講義内容の理解を深められますし、議論の中で気づきも期待できるからです。
そして、テストを作ってみることで講義の知識が定着しやすくなります。
例えば、「ひっかけ問題」を作るならば「引っ掛かりそうな似た概念」を参照することになりますし、「選択式の問題」を作るならば「複数箇所に当てはまらない選択肢」を選び取らなければなりません。

テストの方法は紙でも良いですが、Googleフォームを使うのが最も簡単だと思います。
動画や画像も問題に載せられるので、幅広い分野のテスト作成に対応していますね。

理論全体を俯瞰するために大きな1枚の紙にまとめる

テスト前の対策として、全体の体系的理解を深めるために1枚の紙にまとめると良いでしょう。
これは個別の知識や言葉、年号を覚えるのではなく論理と論理が繋がった理論全体を俯瞰するために行います。
理論を学んでいると、ときにスタート地点や現在地を見失うことがあります。
それが起こらないように全体図を書くことで、スッキリと理解できるようになります。

こちらの方法は物理的な大きな紙である必要はなく、アプリを使うのがお勧めです。
私は大学時代Preziを使って演繹と帰納ができるように理論体系をまとめていました。
上の画像は論理学をまとめた全体像の一部です。
Preziは大きな白い紙に文字や図形を書くことができ、視点を離したり近寄ったりすることができます。
この構造が理論の解釈に最も良いと思ったので勉強方法に採用していました。

定義や計算式はフラッシュ学習法を使う

本記事の冒頭で自然科学ではなく社会科学の勉強方法と説明しました。
自然科学は自然界に存在するものを対象とする学問であり、理系と呼ぶことが多いですね。
社会科学は人間社会を対象とする学問であり、文系とも呼ばれます。

私の専門である経営学は自然科学ではなく社会を対象とする学問であり、マーケティング論、統計学、心理学、会計学、ファイナンス、語学、コミュニケーション論など幅広く学ぶことが特徴です。

そのような社会科学系の学問のテストは、殆どの場合「暗記」ができれば解ける問題で作られています。
従って、記憶ができれば合格できると言い換えることもできます。

そこで、記憶術について書くととても長くなってしまうので、本記事ではフラッシュ学習法のみに言及します。
フラシュ学習法とは100年以上前に開発された古典的な学習法で、「問題」→「回答」→「正答」がすぐにわかるという特徴があります。
つまり、「単語帳」とほぼ同じプロセスですね。

英単語を覚えるのに単語帳を使っている方は少なくないと思いますが、単語帳は暗記が必要な幅広い分野で使うことができます。
表に問題があり、裏に正答が書いてあるという至ってシンプルな学習法です。

ただ、単語帳を紙で作ると数が多くなったり管理が大変ですので、オンラインで作成するのがお勧めです。
多くのアプリがあるので、最適解は時によってことなりますが私はCSVファイルをクラウドにあげて、アプリからCSVファイルを読み込むタイプの単語帳を自作していました。

エクセルなど表計算ソフトのA列にカードの表側(問題)を記述し、B列にカードの裏側(正答)を入力します。
そのファイルをCSV形式で保存し、クラウドにアップロードをします。
そして、単語帳アプリでCSVファイルを開くと、どこでも簡単に勉強ができるという仕組みです。

専門用語の定義から計算式まで幅広い分野の暗記に使えるので、フラッシュ学習法がお勧めです。

さて、本記事では前半に「学習」を目的とした勉強方法と後半部分で「合格」を目的とした勉強方法、2つの内容を実践してきたエピソードもあわせて説明しました。
これらの学習方法は私自身が2010年から2015年までの5年間、改良を加えながら実践したものです。
実際、大学の知識は今でも普段の仕事や生活に応用していますし、いつでも経営学で学ぶ大学授業の内容を殆ど説明することができます。
本記事で紹介したのは10年以上前に自分自身で考えて続けていた学習方法ですが、現在の学生の方に何か役立つエッセンスがあればと思い紹介してみました!
日々の学習にお役に立てば幸いです!

[2024/4/10追記]
数字を覚えるための記憶・暗記術の方法はこちら↓

 

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