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注意

本記事は喫煙に関する情報提供を目的としたものであり、喫煙や特定の製品の使用を推奨・助長するものではありません。喫煙は健康に対するリスクを伴います。未成年の方の喫煙は法律で禁止されています。

私は過去8年以上、電子タバコやVAPEなど匂いが気にならないものを愛用してきました。
日本で一般的に流通しているIQOSを使っていたこともありますが、かれこれ9年~10年前のすごく昔の話しです。
つまり、IQOSなどが出始めてすぐに日本ではあまり見受けられないヴェポライザーなどいろいろなツールを試し、VAPEに落ち着いて5年ほどになると思います。


それぞれの国の法規制によって普及状況はことなりますが、海外ではVAPEを使っている人を良くみることがあります。
しかし、日本ではコンビニで売られているような喫煙グッズを使っている人が圧倒多数ではないでしょうか?
そんな背景もあって、どこへいっても「それ何ですか?」と私が使っているVAPEの質問を受けることがあります。
今回はそのような質問に答える意味でも、VAPEに関する記事を書いてみようと思いました!

喫煙者が置かれている今の状況

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厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によれば、日本の成人喫煙率は年々減少を続けており、2023年時点で男性25.6%、女性6.9%、全体で15.7%となっています。これは過去最低水準で、特に男性は20年前と比べて20ポイント以上も下落しました。喫煙率の低下には、たばこ税の度重なる引き上げが大きく影響していると考えられており、実際に2010年の大幅増税時には男性喫煙率が顕著に落ち込んだ記録が残っています。

一方で、たばこ税は今後も引き上げが続く見通しで、紙巻きたばこ1箱の価格は右肩上がりです。嗜好品としてのコストは上昇を続け、さらに受動喫煙防止のための分煙・禁煙化が進んだことで、喫煙者が「吸える場所」自体も年々減少しています。路上や職場での受動喫煙機会は減少傾向にあるものの、これは裏を返せば「喫煙者が肩身の狭い思いをする場面が増えている」ことの表れでもあります。

こうした状況の中、「完全に禁煙するのは難しいが、コストとリスクを抑えたい」と考える方の選択肢の一つとして、VAPE(電子タバコ)があります。誤解のないようにお伝えしておくと、これは喫煙を推奨する記事ではありませんし、VAPEにもリスクはあります。あくまで「喫煙という嗜好を続けるなら、どのような選択肢がありコスト構造がどう変わるか」を、リスクとトレードオフの両面から整理することが目的です。

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VAPEの良い点

① 圧倒的なコストの低さ

紙巻きたばこは1箱600円前後まで値上がりしており、1日1箱吸う人であれば月に1.8万円以上かかります。一方VAPEは、本体(数千円、故障しなければ長期間使用可能)、交換用カートリッジ、フレーバーリキッドという構成で、ランニングコストは紙巻きたばこよりかなり低く抑えられるケースが一般的です。

② 有害物質の構成がシンプルになる

ここは化学的に少し踏み込んで説明します。紙巻きたばこの煙には、タール(発がん性が指摘される粒子状物質の総称)、一酸化炭素(ヘモグロビンと結合し酸素運搬能力を下げる気体)、そしてニコチン(依存性物質)という、大きく分けて3種類の有害成分が含まれます。タールは燃焼によって生じる不完全燃焼物の集合体であり、一酸化炭素も同様に「燃焼」というプロセスに起因します。

VAPEは仕組みが根本的に異なり、リキッドを「燃焼」ではなく「加熱による気化」で吸引します。燃焼を伴わないため、原理上はタールも一酸化炭素も発生しません。もちろんニコチン自体の血管収縮作用や依存性はそのまま残るため「無害」ではありませんが、有害物質の"種類"が大幅に減ることは化学的に説明できる事実です。

③ 匂いとフレーバーの自由度

紙巻きたばこ特有の"ヤニ臭"は、タールを含む微粒子が衣類や髪に付着することで発生します。VAPEはこの粒子状物質を生じにくいため、周囲や自分自身への匂いの付着が大幅に軽減されます。またフレーバーの種類が豊富で、メンソール系・フルーツ系・デザート系など、自分の好みに合わせて選べる楽しみもあります。

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VAPEの悪い点

① 「1本」という区切りがない

紙巻きたばこには物理的に「1本吸い終わったら終わり」という区切りがありますが、VAPEにはこの制約がありません。手元にあると無意識にダラダラと吸い続けてしまい、結果的に摂取量(特にニコチン摂取量)が増えてしまう人がいることは、利用者としても正直に伝えておくべき注意点です。

② 渡航先によっては持ち込み・使用が禁止

VAPEに対する規制は国によって大きく異なります。タイやシンガポールなど、VAPE本体の所持だけで罰金や逮捕の対象となる国も存在します。海外旅行や出張の際は、渡航先の最新の規制を必ず事前に確認する必要があります。

③ グリセリン(気化の元となる成分)の潜在的な影響

VAPEの"煙"のように見える白い蒸気は、実際には煙ではなく、リキッドに含まれるグリセリン(植物性グリセリン、VG)やプロピレングリコール(PG)が加熱されて発生する微細な液体粒子(エアロゾル)です。これらは食品添加物としても使用される成分で単体の毒性は低いとされていますが、「高温で加熱されたエアロゾルを長期的に肺へ吸入し続けた場合の影響」については、紙巻きたばこほど長期間の疫学データが蓄積されておらず、研究が発展途上の分野です。「タールがないから安全」と単純化せず、未知のリスクが残っていることも公平にお伝えしておきます。

リスクを理解した上での選択

VAPEは紙巻きたばこと比べてコストを抑えられ、タールや一酸化炭素という燃焼由来の有害物質を避けられるという明確なメリットがあります。一方で、摂取量が増えやすいこと、渡航先での規制、そして長期使用のエアロゾル吸入に関する研究がまだ発展途上であることなど、看過できないデメリットも存在します。

「禁煙が一番良い」というのは大前提としてありつつも、それでも喫煙という選択を続けるのであれば、VAPEはコストと健康リスクのバランスを見直す一つの現実的な選択肢になり得ます。

本記事についての注意事項

本記事は、喫煙者を対象とした情報提供・選択肢の紹介を目的としたものであり、非喫煙者に対して喫煙を勧めるものではありません。また、電子タバコ(VAPE)を含め、ニコチンを含む製品の使用には健康上のリスクが伴います。ニコチンには依存性があり、心血管系への影響も指摘されています。
未成年者の喫煙・電子タバコの使用は法律で固く禁じられています。妊娠中・授乳中の方の使用も推奨されません。持病をお持ちの方や健康に不安のある方は、使用前に医師にご相談ください。
本記事で紹介する製品・情報の利用によって生じたいかなる結果についても、当サイトおよび筆者は責任を負いかねます。最終的なご判断はご自身の責任において行ってください。
禁煙をお考えの方は、医療機関の禁煙外来など専門家のサポートを受けることを推奨します。

このようなVAPEの特徴を理解していても、具体的な情報が少ないという現状もございます。
そこで、ここからは有料となりますが、より詳しく知りたいという方のみ注意点を理解しつつ読み進めていただければ幸いです。
8年以上前からVAPEなどを使っている実体験情報はかなり少ないと思うので、必要としている方にとって有益なことは間違いありません。

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ここからは、具体的なVAPEの使い方を説明しますがVAPEの利用は個人責任となります。
まず、日本国内でニコチンを含むリキッドを製造・販売・譲渡することは違法なので法律面を確認しましょう。

【法律】なぜ日本ではニコチン入りリキッドが売っていないのか

VAPE(電子タバコ)を調べていると、「ニコチン入りリキッド」という言葉を目にすることがありますが、日本国内の店舗やAmazonなどの通販サイトで販売されているVAPE用リキッドは、基本的にすべてニコチンを含まないものです。これは日本特有の法規制によるものです。

根拠となる法律:薬機法

ニコチンを含むリキッドは、「医薬品医療機器等法(薬機法、旧薬事法)」において「医薬品」として扱われます。医薬品に該当する製品は、厚生労働省の承認・許可を受けなければ国内で製造・販売・譲渡することができません。現時点で、ニコチン入りのVAPE用リキッドについて、この承認を得ている製品は存在しません。そのため、国内の業者がニコチン入りリキッドを販売・譲渡する行為そのものが違法となっています。

また、ニコチンという物質自体、「毒物及び劇物取締法」において劇物・毒物に指定されている化学物質です。少量でも急性中毒を起こしうる強い薬理作用を持つことが、この厳格な規制の背景にあります。

一方でVAPE本体は規制対象外

紛らわしいのですが、規制の対象は「ニコチンを含むリキッド(医薬品扱い)」であり、VAPEの本体(デバイス)そのものは医薬品には該当しません。そのため、ニコチンを含まないリキッド専用として使うVAPE本体やカートリッジ、フレーバーリキッドは、国内のショップやAmazonなどで問題なく購入できます。

なお、個人輸入という選択肢について

ニコチン入りのリキッドを入手する手段として「個人使用目的での海外からの個人輸入」を紹介しているサイトも存在します。これは薬機法上、販売や譲渡ではなく個人が自己使用目的で輸入する行為であるため、直ちに違法とはされていません。ただし、輸入量の上限、税関での申告、製品の安全性の担保など、法律・関税・健康面で個人が背負うべきリスクや注意点は非常に多いことを理解した上でご興味のある方は、厚生労働省や税関の公式情報を必ずご自身で確認の上、自己責任でご判断ください。

用意する5種類のツール

①VAPE本体

VAPEとは、リキッド(液体)を電気の力で加熱し、発生した蒸気を吸引するタイプの電子タバコです。紙巻きタバコのように葉を「燃焼」させるのではなく、内蔵のコイル(発熱体)でリキッドを「加熱・気化」させる仕組みのため、灰や煙、あの独特なヤニ臭が発生しません。フレーバーの種類が豊富なのも特徴で、メンソール系からフルーツ系、デザート系まで、自分の好みに合わせて選ぶ楽しみがあります。私が普段使っているVAPEはVAPORESSOのXROS5という商品でバッテリーの持ちも良く充電時間も20分という使い勝手良い商品です。
画像をクリックするとAmazonの商品画面にジャンプします。

②VAPE用のリキッド

VAPE用リキッドとは、VAPE本体にセットして加熱・気化させるための液体です。主成分はグリセリン(VG)とプロピレングリコール(PG)で、いずれも食品添加物としても使われる成分です。これにフレーバー(香料)を加えることで、メンソールやフルーツ、デザートなど様々な味わいが再現されています。日本国内で流通しているリキッドはニコチンを含まないものに限られており、加熱時に発生するのは煙ではなく、この液体成分が気化した蒸気(エアロゾル)です。私はHiLIQというブランドのリキッドをAmazonから購入しており、多くのフレーバーから好みの種類を選ぶことができます。画像をクリックすることで商品ページにジャンプできますので、ラインナップを確認してみてください。

③VAPE用のカートリッジ

初めに紹介したVAPE本体、VAPORESSOのカートリッジです。リキッドを注入するタンクでもあり、直接口を付けるパーツでもあります。
こちらは4個入りで2180円、1つ550円程度であり使用頻度にもよりますが、私は1か月程経つと交換しています。
VAPE用のカートリッジは消耗品なので、味が悪くなってきたと感じたら交換時期と考えて良いでしょう。

④ニコチンリキッド

ニコチンソルト(ニコチン塩)とは、ニコチンを酸と結合させて塩の状態にしたもので、通常のニコチン(フリーベースニコチン)に比べて刺激が少なく、喉への負担を抑えながら高濃度のニコチンを摂取しやすくした形態です。血中への吸収も速いため、紙巻きタバコに近い満足感を得やすいとされています。ただし前述の通り、ニコチンを含む製品は日本国内では医薬品として扱われ、国内での販売・譲渡は薬機法により禁止されています。したがって、「ニコチンリキッド 個人輸入」と検索し法律に抵触しない量を個人で輸入する方法が唯一の入手方法となります。個人輸入代行のオンラインサービスはネット上に多くあると思いますが、私はこちらをずっと使っています。

濃縮ニコチン原液の危険性

200mg/mlというのは非常に高濃度のニコチン原液です。ニコチンは経皮吸収されるため、誤って皮膚に触れたり、希釈計算を誤ったりすると、成人でも急性ニコチン中毒(嘔吐、痙攣、最悪の場合心停止)を起こすリスクがあります。特に小さなお子様やペットが誤って触れたり口にしたりした場合、少量でも重篤な事故につながる可能性があります。具体的な希釈手順や調合レシピを記事として公開すると、読者が正しい知識や設備なしにこれを実践し、事故につながる恐れがあります。

 

⑤注射器型スポイト

ダイソーやキャンドゥなど100円ショップで販売されている注射器型スポイトはリキッドを調合する際に使います。
コスメコーナーに売られており、液体を容器から容器へ移し替えたり、分量を計測するのに便利です。
ここまで紹介した5つのアイテムが最初に揃えるものすべてになります。

実際に使用する流れ

ここでは、実際どのようにVAPEを使っているのかご紹介したいと思います。

こちらが、普段使っているVAPORESSOの本体です。
1つ充電している間に使えるように、複数手元に置いておくのが良いでしょう。

リキッドは「モカフラペチーノ」、少し甘めのコーヒーフレーバーを利用しています。
60ml入りで980円、使用頻度によって様々ですが1本で2か月は使える量だと思います。

そして、こちらが個人輸入のニコチンソルト。送料を入れて約10,000円の価格です。
※為替の影響を受けるため、時期によって価格が変動します
使用期限があり「未開封の場合は1年程度、開封後は半年程度の目安」と記載されております。
実際、半年経過したら買い替えているのでヘビーユーザーでも年間2本と捉えて良いと思います。

注射器型スポイトを使って調合をするのですが、手に付着しないよう注意点を守ります。
ニコチンソルト1:リキッド4の比率でも十分な水ごたえがあると思いますが、使いながら好みに調整して良いでしょう。
外部サイトになりますが、ニコチン濃度を計算するツールもあります。
VAPE用のリキッドの入れ物を利用して、ニコチンソルトを好みの割合で加えて調合しています。
慣れれば定規でリキッドの量を計測して、1/4や1/5など比率を計算してニコチンソルトを調合するのが簡単ですね。

こちらがVAPE用のカートリッジです。
使ったことはありませんが、ポーチのようなものも入っています。

コスト計算

商品 単価 寿命 1年当たりコスト
VAPE本体 4,580円 1年以上 4,580円
リキッド 980円 2か月 5,880円
カートリッジ 550円 1月 6,600円
ニコチンソルト 約10,000円 6か月 20,000円
注射器型スポイト 110円 1年以上 110円
1年当たりコスト合計 37,170円
1か月あたりコスト 3,100円

このように、1か月あたりのコストは3,100円となります。
ヘビーユーザーの場合のコスト計算なので、使用頻度が少ない方はよりコストを抑えて楽しむことができるでしょう。
繰り返しになりますが、法律を守り安全対策は自己責任ということを留意してください。

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