こんにちは!Kunyです
今回はフィリピンへ行くときにスマホをどうすれば日本と同じように使えるようにできるのか、わかりやすく解説します!
記事の最後には実際の手続きのサンプルも紹介しているので是非最後まで読んでみてください♪
海外でスマホを利用する方法は日本で海外用のポケットWi-Fiを契約したり、AmazonでeSIMを買うなど様々な方法があります。
1週間以内の短期旅行の場合、AmazonでこのようなeSIMを買うのも選択肢に入るかもしれませんね。
しかし結論からお伝えすると、留学の場合はSIMカードを現地で買って使うのが最も安くてお勧めです。
現地でSIMカードを買えば、1か月3000円以下でスマホが使えるので、日本で用意するよりかなりお得になります。
そのためのステップは以下の6つになります。
- 1.日本で今お使いのスマホがSIMロックフリーか確認する
- 2.フィリピン到着後にSIMカードを買う
- 3.プリペイドカードを買って通信料をSIMカードにチャージする
- 4.APNの設定をする
- 5.お得に使える通信プランの手続きをする
- 6.個人情報の登録を済ませる
「フィリピン留学や旅行のコストを少しでもお得にしたい」という方は是非最後まで読んでみてください♪
これらのステップを説明する前に、そもそもSIMカードは何なのか?
SIMロックとは何か?についてわかりやすく解説いたします。
そもそもSIMカードとは何?
SIMカードは普段の生活で入れ替えることはあまりありませんが、必ずスマホの中に入っている小さなチップです。
小さなチップには電話番号が記録されており、SIMカードが無ければ電話として使うことができません。
(Wi-Fiに接続してネットを使うこと、オフラインで使えるアプリの利用は可能です)
SIMピンと呼ばれるピンをスマホ横側の小さな穴に差し込むと、SIMトレイが出てSIMカードを取り出すことができます。
SIMピンが無い場合でもクリップなど細い金属でしたら何でも代わりに使うことができます。
ただ、SIMカードを差し替えるときはスマホの電源を落としてから行うことに注意してください。
SIMカードの役割は3つあります。
初めに音声通話ができる役割、次にネットのデータ通信ができること、最後にSMSを送る機能です。
普段、音声通話はあまり使わないという方でもインスタやLINE、TikTok、YouTubeなどを見ますよね。
屋外にいてWi-Fiに接続していない場合は、SIMカードの役割の一つ、ネットのデータ通信を利用していることになります。
SIMカードが無くてもLINEチャットや通話はできるの?
たまにこのようなご質問を受けるので、お答えするとLINEなどのアプリでチャットも音声通話も問題なく使えます。
アプリはデバイスそのもの、つまりスマホ本体に入っているのでSIMカードを差し替えて消えたりすることはありません。
SIMカードを変えて変わるものは電話番号と電話回線だけです。
アプリはSIMカードのあり・なしに関係なく、インターネットに繋がっていれば使えます。
例えば、フィリピン到着後すぐでも空港の無料Wi-Fiに繋げたり、カフェや学校の無料Wi-Fiに接続することで普段通りLINEを使えます。
もちろん、LINEだけではなくインスタやTikTok、Youtubeなども全てインターネットがあれば使えます。
SIMカードを変えたらLINEの登録情報を変更しなきゃだめ?
「AIによる概要」では「SIMカードの変更により電話番号やメールアドレスが変わる場合は、LINEアカウントの登録情報を変更する必要があります」と言及されています。
しかし、実際のところSIMカードを変更すると電話番号は変わりますが、メールアドレスが変わることはありません。
また、LINEに電話番号を登録してありますが、その情報を変更しなくてもLINEを使うことができます。
もし、LINEに登録してある電話番号を変更する必要性があるとしたら、LINEからログアウトをして、再ログインする際に承認コードをSMSで受け取る必要がある場合になると思います。
海外の空港で国際線を乗り継ぐ場合、SIMカードはどうすればいいの?
海外の空港で飛行機を乗り継ぐ際は、SIMカードは使いません。
空港の中から出ることはありませんので、空港のWi-Fiを使ってLINEなどを利用してください。
海外で日本国内の電話を受信したら高額な請求がくる可能性があるため、モバイルデータ通信をオフ(またはSIMを抜く)、もしくは機内モードをオンにしておけば心配ありません。
モバイルデータ通信がオンになっていると、差し込まれているSIMカードが使える状態になります。
また、機内モードをオンにするとモバイルデータは使用されず、Wi-Fiのみインターネット接続ができるようになります!
SIMロックが掛かっていると海外で使えない?そもそもSIMロックって何?
SIMカードには電話として使うための機能が3つ入っていることを説明しました。
つまり、SIMカードがなければスマホはパソコンと同じくWi-Fi接続しなければ何もできないということです。
ということは、今お使いのスマホを海外に持って行き現地のSIMカードを買って差し替えれば海外でスマホを使えるわけです...
が、もしスマホにSIMロックが掛かっていれば海外で使うことも、他社のSIMを利用することもできません。
では、SIMロックとは何なのでしょうか?
D社で買った端末にはD社のSIMカードしか認識できないように端末にロック(鍵をかける)するのがSIMロックです。
SIMロックが掛かっていると国内のS社やA社のSIMカードを読み取ることができず電話としてスマホを利用することができません。
同様に、海外にスマホを持って行き現地のSIMカードを差し込んで利用することができないという訳です。
SIMロックは何のため?2021年10月1日に法務省によりSIMロックを原則禁止に
私は2010年頃から様々な国を旅していましたが、日本用のスマホと別にNOKIAの海外用の携帯電話を持っていました。
しかし、国内・海外で携帯電話を分けるのがあまりに不便で当時、タイへ行ってSIMロックフリーのiPhoneを買っていました。
SIMロックフリーのiPhoneは当時日本では手に入らなかったため、買い替えるたびにタイへ行き、国内では日本通信のSIMを使ってDocomoの電波を使っていました。
このように、不便なSIMロックはなぜ、誰のためにあったのでしょうか?
日本の通信キャリアは初期費用を安く設定し、デバイス代金を毎月の支払に含めて分割払いの仕組みを取っていました。
したがって、デバイス代金の未払いや転売ができないようにするためにSIMロックを掛けていたわけです。
その他にも別の会社に顧客が流れないよう囲い込む意図も当然あるため、通信事業者だけが有利なシステムでもあります。
2015年にジーニアスバーで聞いたSIMロックの仕組みはこちらです。
このような中、総務省はユーザーの利便性向上と健全な競争を図るためにSIMロックを原則禁止にしました。
2021年10月1日以降に購入したSIMロックが掛かっていない、SIMロックフリーの端末を手に入れることができるようになりました。
ただ、それ以前に購入したスマホはSIMロックが掛かっているかもしれないので事前確認をしてみてください。
SIMロックの確認方法
iPhoneの場合
①「設定」を開いて「一般」をタップ。
②一番上に表示される「情報」をタップ。
③下にスクロールして「SIMロック」が「SIMロックなし」と表示されていればOKです。
Androidの場合
Androidの場合は端末によってSIMロックを確認できるものもありますが、多くの場合は確認画面がありません。
そのため、お使いの通信キャリアに確認を取ることが一般的です。
その他のSIMロックの確認方法は、ご家族や友人に協力してもらいSIMカードを入れ替えてSIMカードが認識されるか確かめることもできます。
※SIMを直接触ることによるトラブルは自己責任となります
フィリピン到着後にSIMカードを買う
SIMロックが掛かっていないことが確認出来たら、今お持ちのスマホを持ってフィリピンに行きましょう!
フィリピンに到着した後にSIMカードを購入して現地の電話番号を入手するところから始めます。
ここから、現地到着後のSIM購入やスマホを使えるようにする手順の説明に進みます。
iPhone(ios)とAndroidの操作の違いはAPN設定を除いて全て同じです。
フィリピンのSIMカードはどこで買えるの?
日本では通信会社と契約しSIMカードを発行してもらう際に、書類を揃えたり口座引落としの銀行を登録したりプロセスを踏まなければなりません。
しかし、フィリピンではそのような手間はかからずどこでもSIMカードを買うことができます。
例えば、上の写真のようにセブンイレブンやモール内の携帯電話ショップ、道沿いの日用雑貨店でさえSIMカードを取り扱っています。
フィリピンのSIMカードの費用は?いくらで買えるの?
フィリピンのSIMカード単体は40ペソで買うことができます。
本記事を書いている2024年10月2日のペソ円為替レートは、1ペソ=2.6円です。
本日のレートに換算すると、SIMカードを104円で購入することができるとお分かりいただけると思います。
どの通信会社のSIMカードを買えばいいの?
フィリピンの大手通信会社といえば、Smart(スマート)とGlobe(グローブ)の2社です。
Smartは日本で例えるとNTTのような位置づけで、Globeはauやsoftbankのようなスタンスと捉えると理解しやすいです。
さて、どちらを選ぶべきかは友達の大半が使っているSIMに合わせるのがベストです。
同じキャリア同士なら通信料を送りあったり、無料通話ができる特典があるからですね。
通信料を送る方法は少しマニアックな内容なので、興味ある方だけこちらの記事を読んでみてください。
とは言え、これから行く学校や地域の人がどちらのSIMカードを使っているかわからない場合が大半だと思います。
したがって、ザクっと情報を以下の通りまとめます。
Smart | Globe | |
こんな人にお勧め | YouTubeを良く見る人 | トータルコストを抑えたい人 |
データ通信の安定感 | 都会では安定している | 都会・郊外関わらず安定している |
SIMカードを買うとき英語で何て言えばいいの?
海外でSIMカードを初めて買うとき、うまく言えるか少し緊張するかもしれませんね。
でも、SIMカードを買うときもカフェで注文するように"Can I have 〇〇?"「〇〇をくださいますか?」でOKです。
・"Excuse me, Can I have a SIM card for Globe?"「すみません、GlobeのSIMカードをくださいますか?」
・"Excuse me, Can I have a SIM card for Smart?"「すみません、SmartのSIMカードをくださいますか?」
例えば、店員さんにこのように伝えると笑顔で対応してくれます。
SIMカードを買った後にプリペイドカードを買う
無事にSIMカードを買って、現地の電話番号をゲットすることができました。
しかし、通信料を支払わなければ電話をすることもネットを使うこともできませんよね。
日本では月ごとの契約プランに応じて、通信料を後払いします。
しかし、フィリピンでは基本的に通信料を前払い(プリペイド)するものと覚えておいてください。
Smartのプリペイドカード
Globeのプリペイドカード
プリペイドカードはSIMカードを販売しているお店で必ず取り扱っているので、あわせて買ってみましょう。
SmartもGlobeもプリペイドカードは3種類あります。
例えば上の写真のように「P100」と書かれたSmartのプリペイドカードには100ペソ分の通信料が入っていると考えてください。
プリペイドカードの種類 | 日本円へ換算(1ペソ=2.6円換算) |
100ペソの通信料 | 260円 |
300ペソの通信料 | 780円 |
500ペソの通信料 | 1300円 |
SmartのSIMを買った場合は必ずSmartのプリペイドカードを買うように、GlobeのSIMを買った場合は必ずGlobeのプリペイドカードを買うように気を付けてくださいね。
プリペイドカードを買うとき英語で何て言えばいいの?
もし1,000ペソ分のプリペイドカードを買いたい場合は、500ペソのプリペイドカードを2枚買うので、このように言えばOKです。
”Two load cards of 500 pesos please.” 「500ペソのロードカードを2枚ください」
フィリピンではロード(Load)を「チャージする」という意味の動詞で使います。
また、プリペイドカードも「ロードカード(Load Card)」と呼ぶことも覚えておいてください。
Globeのロード(チャージ)方法
↑過去に作ったわかりやすい資料のデータがどこかへ行ってしまったので画像を貼りました...!
①まずプリペイドカード裏面の銀色部分をスクラッチして、10桁と6桁の番号を確認します。
②「*143#」に電話をかけると、暗い背景に白い文字の画面に切り替わります。
③「2. Myaccount」を選択し「Reply」をタップします。
④「3. Load call card」を選択し「Reply」をタップします。
⑤次に、プリペイドカード裏面の10桁の番号を入力し「Reply」をタップします。
⑥最後に、6桁のPIN番号を入力して「Reply」をタップします。
⑦番号8080からSMSが届きロードが完了します。
Smartのロード(チャージ)方法
①スマートのロードカード裏面の銀色部分をスクラッチします。
②14桁の番号を確認してください。
③「1510」へ電話をして14桁の番号を入力して発信します。
④このカードの場合は「11580114369172」、数秒後に「ロードを完了しました」とSMSが届きます。
APNの設定
APN設定とは、Access Point Nameの頭文字を取ったものでどこの通信会社のインターネットに接続するのかデバイスに保存することです。
殆どの場合はフィリピンのコンビニなどでIMSカードを買った時に店員さんがやってくれますが、そうでない場合はご自身で設定しなければなりませんね。
(SIMカードを買うときに、英語に設定しておくと店員さんがスムーズに手伝ってくれます)
また、iPhoneの場合は殆どの場合SIMカードを入れ替えて再起動すると自動的にAPN設定が完了して電波をキャッチします。
しかし、Androidの場合はAPN設定を行わなければならない場合が多いようです。
AndroidでGlobeのAPN設定(SAMSUNGの例)
1.「設定」アプリを開きます
2.「接続」をタップ
3.「モバイルネットワーク」をタップ
4.「APN」をタップ
5.「追加」をタップ
6.APNを追加
もし、「internet.globe.com.ph」が出てきたらそちらをタップ
もし、上の表示が出てこなければ、上の画像の通り手動で追加します。
「名前」:globe
「APN」:http:globe.com.ph
「ユーザー名」、「パスワード」、「プロキシ」、「ポート」などは空欄でOKです。
AndroidでSMARTのAPN設定(SAMSUNGの例)
1.「設定」アプリを開きます
2.「接続」をタップ
3.「モバイルネットワーク」をタップ
4.「APN」をタップ
5.「追加」をタップ
6.APNを追加
もし、「smart」が出てきたらそちらをタップ
もし、上の表示が出てこなければ、上の画像の通り手動で追加します。
「名前」:smart
「APN」:smart internet
「ユーザー名」、「パスワード」、「プロキシ」、「ポート」などは空欄でOKです。
iPhoneでGlobeのAPN設定
APN設定とは通信会社のアクセスポイントに接続するための設定で、設定しなければインターネットに接続できません。
設定方法はデバイスによって異なりますが、スマホの設定画面から可能です。
iphoneの場合は、設定から「プロファイル」と検索し一覧を確認してみてください。
一覧の中の「internet.globe.com.ph」を選択してください。
もし、表示されない場合はプロファイルを新規作成して「internet.globe.com.ph」と入力しましょう。
iPhoneでSmartのAPN設定
iphoneの場合は、設定から「プロファイル」と検索し一覧を確認してみてください。
一覧の中の「smartlte」を選択してください。
もし、表示されない場合はプロファイルを新規作成して「smart」APN「Smart Internet」「Smart LTE」どちらか、入力して保存します。
お得に使える通信プランに入る
さて、ここまででSIMカードとプリペイドカードを買い、すでにスマホを日本と同じように使えるようにできました。
この時点でSNSやYouTubeなど利用できますが、何気なく使っているとどんどん通信量が無くなってしまいます。
そこで、決まった期間に決まったギガを使えるプロモ(通信プラン)に入ることをお勧めします。
日本の通信会社は「通信プラン」と表現しますが、フィリピンでは同じものを「プロモ(Promo)」と呼びます。
また、通信量の残高のことを「バランス(Balance)」と呼ぶことも押さえておきましょう。
残高(Balance)の確認方法
プリペイドカードで支払った通信料があとどのくらい残っているのか「残高(Balance)」を確認する方法をご紹介します。
方法は簡単で、SMS(ショートメッセージ)を次の通りの本文を宛先へ送ればすぐに確認することができます。
通信キャリア | 宛先番号 | 本文 |
SMART | 214 | ?1515 |
GLOBE | 222 | BAL |
GLOBEの通信プラン(プロモ)の加入方法
通信プランへの加入は簡単で、プロモ名を本文に入力して「8080」を宛先にしてSMS(ショートメッセージ)を送るだけです。
このように宛先に「8080」と入力し本文にプロモ名を入力し送信すれば、すぐにGlobeから完了のお知らせが届きます。
Smartの通信プラン(プロモ)の加入方法
Smartの場合も通信プランへの加入は簡単で、プロモ名を本文に入力して「9999」を宛先にしてSMS(ショートメッセージ)を送るだけです。
SURFMAX995を利用したい場合は宛先に「9999」と入力し本文にプロモ名を入力し送信すれば、すぐにSmartから完了のお知らせが届きます。
GLOBEの通信プラン(プロモ)の例
それでは、実際にどのようなプロモがあるのか見てみましょう。
GoSURF
GoSURFは利用開始から期限切れまでに使える全体のデータ容量が決まっているGlobeのプロモです。
また、2GB分のGo watch and playというサービスが付帯されていてYouTubeやNetflixの動画を視聴できます。
さらに、選んだ1つのアプリに300MB分のデータ通信量が無料追加されるサービスもあります。
プロモ名(SMS本文に入力) | 利用可能期間 | データ通信量 | 費用 |
GoSURF15 | 2日間 | 40MB | 15ペソ |
GoSURF50 | 3日間 | 1GB | 50ペソ |
GoSURF299 | 30日間 | 1.5GB | 299ペソ |
GoSURF599 | 30日間 | 4GB | 599ペソ |
GoSURF999 | 30日間 | 8GB | 999ペソ |
SUPERSURF
SUPERSURFは利用開始から期限切れまでに使える1日当たりのデータ容量が決まっているGlobeのプロモです。
さらに、選んだ1つのアプリに1GB分のデータ通信量が無料追加されるサービスもあります。
プロモ名(SMS本文に入力) | 利用可能期間 | データ通信量 | 費用 |
SUPERSURF50 | 1日間 | 800MB/1日 | 50ペソ |
SUPERSURF200 | 5日間 | 800MB/1日 | 200ペソ |
SUPERSURF999 | 30日間 | 800MB/1日 | 999ペソ |
GOSAKT
GOSAKTは利用開始から期限切れまでに使える1日当たりのデータ容量が決まっているGlobeのプロモです。
また、2GB分のGo watch and playというサービスが付帯されていてYouTubeやNetflixの動画を視聴できます。
さらに、他キャリアを含むテキスト送信が無制限にできる特典もあります。
GOSAKT120と140はGLOBE/TM回線への通話が無料になる特典も用意されています。
プロモ名(SMS本文に入力) | 利用可能期間 | データ通信量 | 費用 |
GOSAKT70 | 7日間 | 1GB | 70ペソ |
GOSAKT90 | 7日間 | 2GB | 90ペソ |
GOSAKT120 | 7日間 | 1GB | 120ペソ |
GOSAKT140 | 7日間 | 2GB | 140ペソ |
Smartの通信プラン(プロモ)の例
GIGASURF
GIGASURFは利用開始から期限切れまでに使える全体のデータ容量が決まっているSmartのプロモです。
また、1GB分のYouTube, iFlix, iWant TV, NBA League Pass, Cignal TV視聴用データが無料付帯されています。
さらに、他キャリアを含むテキストの無制限送信も利用できます。
プロモ名(SMS本文に入力) | 利用可能期間 | データ通信量 | 費用 |
GIGA50 | 3日間 | 1GBMB | 50ペソ |
GIGA99 | 7日間 | 1.5GB | 99ペソ |
GIGA299 | 30日間 | 2GB | 299ペソ |
GIGA799 | 30日間 | 4GB | 799ペソ |
GIGA999 | 30日間 | 6GB | 999ペソ |
SURFMAX
SURFMAXは利用開始から期限切れまでに使える1日当たりのデータ容量が決まっているSmartのプロモです。
さらに、選んだ1つのアプリに1GB分のデータ通信量が無料追加されるサービスもあります。
プロモ名(SMS本文に入力) | 利用可能期間 | データ通信量 | 費用 |
SURFMAX50 | 1日間 | 800MB/1日 | 50ペソ |
SURFMAX250 | 7日間 | 800MB/1日 | 250ペソ |
SURFMAX995 | 30日間 | 800MB/1日 | 995ペソ |
個人情報の登録を済ませる
フィリピンでは簡単にSIMカードを購入できることから、特殊詐欺事件が問題視されていました。
2022年5月から2023年2月にかけて、日本人の特殊詐欺グループがフィリピンで犯罪を犯し大きなニュースになりました。
そのような犯罪を未然に防ぐため、2022年12月27日より法改正があり、SIMカード購入後に個人情報登録が義務付けられるようになりました。
外国人も例外なく、違反をしたら2年以下の懲役および約72万円以下の罰金に処される可能性があります。
登録方法は実際の画面をYouTubeにあげているので、参考にしてみてください。
また、詳細はこちらの記事で紹介しているので必ず読んでおくようにお願いします。
海外から日本に帰国するときに、日本のSIMカードに戻すタイミングはいつ?
日本の空港に飛行機が着陸した後ならいつでもOKです。
すぐにスマホを使いたい場合は、手荷物に日本のSIMカードを入れて、着陸後シートベルト着用サインが消えるまでの間に(15分くらい席に座ったままになる時間に)SIMカードを差し替えると良いです。
急がない場合は、ラッゲージクレーム(スーツケースが運ばれるベルトコンベア)でスーツケースを受け取ってからSIMカードを差し替えても大丈夫です。
スマホキャリアのマイページから留学期間中、利用停止にできればスマホ代をかからなくできますね。
その場合は空港に到着後、日本のSIMカードに差し替えて、空港のWi-Fiに繋いでマイページから利用停止を解除すると元通り使えるようになります。
実際に現地についてからSIMを設定する参考例
フィリピン現地に到着してSIMカードを買ってから、やるべきことを説明するとどうしても長くなりわかりにくくなりがちです。
そこで、GlobeのSupersurf999を利用して3,000円以下で30日スマホを使うシュミレーションをしてみたいと思います!
まずはGlobeのSIMカードとプリペイドカードを買う
Supersurf999の費用は999ペソです。
従って、500ペソのプリペイドカードを2枚買って1,000ペソ分をチャージしなければなりませんね。
新しく買ったSIMカードをスマホに差し込む
SIMピンが無くてもクリップや画鋲でSIMカードを取り出すことができます。
この時に、日本で使っているSIMカードをなくさないように注意してください。
お勧めは、DAISOなどで売られているピルケースに小さくて無くなりやすいものを保管することです。
プリペイドカードをスクラッチして通信料をロードする
プリペイドカードをスクラッチして番号を確認しましょう。
①まずプリペイドカード裏面の銀色部分をスクラッチして、10桁と6桁の番号を確認します。
②「*143#」に電話をかけると、暗い背景に白い文字の画面に切り替わります。
③「2. Myaccount」を選択し「Reply」をタップします。
④「3. Load call card」を選択し「Reply」をタップします。
⑤次に、プリペイドカード裏面の10桁の番号を入力し「Reply」をタップします。
⑥最後に、6桁のPIN番号を入力して「Reply」をタップします。
⑦番号8080からSMSが届きロードが完了します。
面倒ですが、これを2回行って1,000ペソ分のロードを行います。
APNを設定する
iphoneの場合は、設定から「プロファイル」と検索し一覧を確認します。
一覧の中の「internet.globe.com.ph」を選択してAPNの設定を完了させます。
Supersurf999のプロモを登録する
SMSの宛先に「8080」と入力し、本文に「SUPERSURF999」と打ち込んで送信します。
これでプロモの加入が完了しました。
個人情報を登録する
最後にGlobe Oneというアプリを入れます。
そして、「Simcard registration」とGoogle検索をしてGlobeの個人情報の登録を済ませます。
これで30日間Supersurf999を利用することができるようになりました。
いかがでしたでしょうか?
これは手続きの一例ですが、滞在期間や普段のスマホ利用に応じて通信キャリアやプロモを選ぶ必要があります。
わかりにくいフィリピンでのSIMカード購入と手続きですが、少しでもわかりやすく参考になる情報になれば幸いです♪
もし、フィリピン留学を検討している中で、一人ではいろいろな不安があるという方はフィリピン留学専門代理店サンフレンズに相談してみてください♪