こんにちは!Kunyです
2024年4月20日に北海道新冠町へ山菜を採りに行きました。
新冠町は日高振興局中部にある自然豊かな町です。
札幌から高速道路を車で走って約2時間で到着します。
高速道路通行料金は片道1,650円、札幌⇆新冠往復で3,300円でした。
- 普通車札幌市内の高速道路通行料金:420円
- 普通車札幌南から苫小牧東まで39.3kmの高速道路通行料金:1,230円
4月は美味しい山菜が採れる季節なので、新冠町に住むベテランの方々に教えてもらいながら山菜を採りました。
北海道民に大人気の行者ニンニクも採ったので、こちらの記事もあわせて読んでみてください。
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花まで食べられるエゾエンゴサク
別名
ミツバナ、ミツスイバナ、カチカチバナ
似た仲間
ムラサキケマン、エゾキケマン
エゾエンゴサクは花、茎、葉を食べれるのが特徴の山菜です。
15cm~25cmの多年草で、地下には1~2cmの球形の塊茎があります。
花は茎の上部に付き、色は青、赤紫、白など様々です。
お浸しにするのがポピュラーな食べ方です。
エゾエンゴサクのお浸しを作ってみた
水で洗い根の黒いところは切りました。
綺麗な紫の花も食べられます。
20秒ほどサッと茹でました。
かなり小さくなりましたが、食べやすい大きさに切って水を絞ります。
小さなタッパーに入れて、ダシや醤油、みりん、酒などお好みの調味液に付ければお浸しの完成です。
灰汁が無いコゴミ(クサソテツ)
別名
コゴメ、トンビゼンマイ、ホンコゴメ、ガンソク
似た仲間
オシダ
北海道では「コゴミ」と呼ぶのが一般的ですが「クサソテツ」とも呼ばれるそうです。
成長すると木本性のソテツに似ているところからクサソテツと名づけられました。
コゴミは新しい芽が伸びてくるとき、巻いた芽が前傾姿勢になる姿から呼ばれるようになりました。
シダの仲間は灰汁が強いのが特徴ですが、コゴミは例外的に灰汁が出ないので手軽に料理できる山菜です。
アイヌの人たちはこの胞子を集めて油で炒め、ご飯などにまぶして食べていたそうです。
コゴミを採るときのマナー
コゴミは一つの株から数本伸びるシダ植物です。
茎の途中から切って収穫をしますが、一つの株あたり3本は残さなければ死んでしまうので全て採らないことがマナーと聞きました。
例えば一つの株から5本のコゴミが伸びていれば2本を採って、3本を残すというかたちです。
3本しかなければ、それは採らずに残しておくと良いでしょう。
コゴミの天ぷら
左がコゴミ、右がゼンマイです。両方とも形は似てますが色が違いますね。
くるりと巻いた葉には土が入っていることがあるのでよく洗い水気を飛ばします。
天ぷらのもとによく絡めて天ぷら油を加熱します。
天ぷらにするとより発色が鮮やかになって綺麗ですね。
春らしい爽やかな香りがするサクサク天ぷらができました。
シャキシャキ食感のゼンマイ
コゴミより野性味のある姿のゼンマイはゼンマイ科の多年生シダ植物です。
成長すると1メートルにもなり表面の綿毛もなくなりますが新芽はコゴミに似ています。
ゼンマイを眺めていると「?」に見えてきました。
ゼンマイはどう料理しよう?
難しい料理はできないので、簡単に美味しく食べる方法を考えました。
ゼンマイの豚汁
今回は葉の部分は食べずに茎の部分を食べることにしました。
ひとまず食べやすい長さに切ります。
そして、協力をお願いしたのはインスタントとん汁です。
これで美味しい仕上がりは保証されたも同然です。
ゼンマイを茹でつつ同時にインスタント豚汁のための熱湯を作ります。
味噌とじゃがいも、人参、豚肉などのレトルト具材をお椀に入れて、これにお湯&ゼンマイを入れれば完成です。
具は全て沈んでいますが、なかなか美味しくできました。
ゼンマイの少しの爽やかな苦みとシャキシャキした食感が豚汁によく合いました。
今回は、4月の新冠町でとれた山菜を紹介しました。
山菜収穫は宝探しのようで、はまってしまう楽しさがありました♪
今回お世話になって新冠町について、こちらで魅力を紹介しているのであわせてご覧ください!