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食材、スキレットフライパン、オリーブオイル、塩コショウとスパイス、箸。

肉を焼くのに用意したものはそれしかありません。

BBQコンロも炭もありませんが、森で見つけたものとアイディアで足りないものを補って焚火料理をしました!

スウェーデントーチ作りから始める…湿っていて失敗。

およそ20cm直系の倒木を見つけて、スウェーデントーチを作ることにしました。

スウェーデントーチって?
スウェーディッシュトーチやウッドキャンドルとも呼ばれるフィンランドの伝統的な焚火方法。丸太に切り込みを入れるシンプルな作りだが、乾燥した丸太なら酸素、熱、燃料の燃焼の三要素が働くことで燃焼効率が良く火力も高い。

この倒木は地面に接していないことから、一昨日雪が降ったけれど内側が乾いていることに期待。

11月の北海道、森の中でチェーンソーの音が響きます。

チェーンソーでカット。十字の切り込みを入れて完成。

かすがいを打ち込んで、ごとくのようにスキレットを置けるように作りました。

切り込みに、落ち葉を入れて焚き付けにします。

丸太を入れたのは、運よく森に落ちていた一斗缶。

一面が錆びて朽ち果て大きな穴が開いています。

これを焚火台にして火事などにならないよう利用しました。

空気は乾いているものの、日照時間の短い11月。

日没は午後4時、カラカラに乾燥した枝葉を見つけるのは容易ではありません。

落ち葉に着火し、火吹き棒で酸素を送風。

しかし、まったく火が付く様子はなく。

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カセットバーナーの誤った使い方、邪道

一斗缶に丸太を置いて、下からバーナーで直火であぶる。

いつも私が勧めているイワタニのコンパクトバーナーで邪道な使い方をしました。

カセットボンベの注意点
‐テントや車内で使用しない
‐電磁調理器上で使用しない
‐大きな調理器具を使用しない
‐こんろに指定されているボンベを使用する
調理以外の用途に使用しない
‐石綿やセラミック付きの魚焼き機を使用しない
‐2台以上並べて使用しない
‐カセットボンベは表示通り正しくセットする
‐廃棄の際はガスが残っていないことを確認して地域の取り決めに従い廃棄する
‐ストーブの近くで使用しない
‐カセットボンベを40度以上になる車内等に置かない
‐カセットボンベを火の中に投げ入れない
‐ガスを再充填しない
‐家具、壁、カーテンなどから15cm以上話して使用する

出典:一般社団法人日本ガス石油機器工業会

カセットボンベが爆発する事故は、加熱した鉄板がボンベの近くにある際に発生します。

例えば、ボンベが隠れるような大きな調理器具で鉄板焼きをしたり、2台のコンロを並べて1つの大きな鉄板を使うケースです。

これは爆発の恐れはありませんが、Kunyくんの割く、苦肉の策です。

この白い金即製のバケツのようなものの底には穴が開いています。

これも森で見つけたゴミで、底に空いた穴から直火で全体的に加熱しました。

しかし、湿った丸太は多少乾いた程度で表情を変えません。

その間、先ほどの錆び落ちた一斗缶を使って焚火をスタート。

一斗缶で焚火をして、その後スウェーデントーチに着火するという作戦ですね。

※この時点で、ガスバーナーで料理したら?と全員が思っていましたが、それを口に出す者は一人もいません(笑)

 

落ち葉から、細い枝、少し太い枝に火を移し火力が出てきました。

腹も減ったし、スウェーデントーチ…いらないよねと満場一致で合議形成。

一斗缶の焚火でよりワイルドに行こうぜ!と決めました。

スウェーデントーチの水分は飛ばしたので次回の楽しみにしましょう^^

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一斗缶焚火料理最高!

生木二本を渡してスキレットを置けるようにし、まずは目玉焼きから。

・・・「卵どうやって割ろう?」

通常なら卵を割ることに何も困ることはありませんが、森の中では卵を打ち付けるものもありません。

今回は、大工道具のハンマーがあったので、それを利用しました。

メスティンで炊いたご飯は冷めていますが、ビスマルク風で食事をとることにします。

ビスマルク風とは?
目玉焼きを乗せた料理のこと。19世紀のドイツ帝国宰相オットー・ビスマルクがステーキに目玉焼きを乗せて食べることを好んだことからビスマルク風と呼ばれる。Kunyは目玉焼きが好きであり、目玉焼きが乗る形状・味付けの料理をがあればビスマルク風で食事をとることを好む。

ラム肉、空腹が原因で塩コショウ振りすぎましたが大自然で頂く一品。

ちょっと地面が斜めだったので、一斗缶の下に生木2本を渡して水平を保ちました。

寒くなったし、ジャケット着ようかなと思う気温。

午後2時過ぎには寒くなり始めます。そこで、

1パック1000円の高級ジンギスカン投入!

肉厚で柔らかくて超ジューシーなジンギスカン!

さっきまでの疲れが吹っ飛びました。

腹ペコで火おこしに時間取られたけど、完全復活しました!(^^)!

「絶対、燃やしてやるからな次は!スウェーデントーチ!」

と、倒置法で叫びながらロープワーク一つで頑丈な屋根を作って、その下にスウェーデントーチと錆びた一斗缶を投げ入れました。

また森に来るまでの間に、風などの抵抗を受けないよう地面から30cm程度の高さに屋根を張りました。

今日集めた木々が、カラカラに乾くといいね。

次は、必ずかっこいいスウェーデントーチの料理を作ります!

 

 

 

 

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