サワディークラッ!2週間前、カンボジアから引いている鼻風邪がなかなか治りません、
海外体験レポートを書いているKUNYです。
今回は私の持っていたイメージと異なる側面のタイを紹介したいと思います。
私は、東南アジアの旅を通じて過去に数回タイを訪れています。
それぞれの国で会う人々から、それぞれの国へ抱く感情を聞いてきたのですが、タイは日本から見るより、東南アジアから見るとはるかに大きな国です。
私の持つタイのイメージとは、東南アジア諸国で強力な経済力と影響力を誇る一方、世界的に見ると発展途上で情勢不安も続く。
しかし日本企業を買収したニュースやたくさん日本を訪れているタイからの観光客を見るたびにタイの経済成長を実感する、エネルギッシュな国という印象です。
しかし、今回私が訪れた中流階級が集まるダンスクラブは、先進国と同じ程度の相場で、上品な大人が集まる雰囲気。
また新たなタイの側面を垣間見ることができました。
-2:00AM、深夜にカンボジアを出発して国境を超えてタイへ再入国-
カンボジア側のツアー会社スタッフが・・・正直言うと、少しクレイジーでバンに乗っている乗客が寝てるというのに大騒ぎしたりいたずらしたり。
そういうこともあり、疲れはたまっていましたが、タイへ戻りすぐにホテルにチェックインできたので少し仮寝することができました。
なぜすぐにホテルにチェックインできたかというと、マレーシア人の親友、ロングがあらかじめ予約をしていてくれたからです。
その後数日、彼と部屋をシェアして宿泊費用を半額に抑える計画でした。
ロングは、仕事で毎月バンコクを訪れているのでそのホテルは彼の特別割引が適用されています。
夜23:00に彼が仕事で訪れていたイタリアからタイへ戻るとすぐにホテルで待ち合わせ、そのあと一緒にダンスクラブへ行く約束をしていました。
24:00、ロングとその友人、ライアンがホテルに到着。
彼らは疲れているのにも関わらず、私とHIROを2014年に完成したばかりの大型ダンスクラブへ連れて行ってくれました。
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-ダンスクラブFunky Villaへ向かう-
翌日、HIROが一足先に帰国した夜、
私とロング、ライアンで中流階級が訪れると言われているダンスクラブへ行きました。
タクシーの中でお酒の話しをしていてロングにビール一杯いくらかと尋ねると
「Kuny、誰もそのダンスクラブではビールなんか飲まないぞ。」
と彼は言います。あまり想像ができ上がらないままFunky Villaへ到着したのですが、
駐車場にフェラーリやランボルギーニが停まっていたのでどんな場所なのかとても好奇心がわきました。
ダンスクラブの場所はトンロー・ソイ10
都会の中心にダンスクラブやレストランが集合した広いエリア、
ダンスクラブは3つ隣接しておりそれぞれが建物内で繋がっています。
セキュリティーチェックを終えてダンスクラブのエントランス前のオープンスペースに入りました。
ゆったりしたスペースにテーブルと椅子が並び、数人のグループで会話を楽しんでいます。
後から、私もそこでドイツ人の弁護士と知り合ったのですが、
Funky Villaはビジネスの繋がりも多く生まれる社交場でもあるそうです。
6年間タイの医療機器輸入業者働いているマレーシア人のライアンがFunky Villaについて話してくれたのですが、経営者はあの有名なOishiグループの社長でFunky Villaのエリアは一族が経営、アイスクリーム屋さんはオーナーの娘が経営していると言います。
ダンスクラブの中に入り、まず目につくのはお客さんが綺麗にドレスアップしているということ。
男性も女性も上品な着こなしをしています。
そして、ステージは全て生演奏、主にタイのポップミュージックが演奏されています。
ステージ前には大きなダンスフロアはなく、
小さなテーブルが数列並んでおり3-6人くらいのグループでテーブルを囲み
音楽とお酒を楽しんでいるように見えました。
そして、本当にビールを飲んでいる人がいない!
個人的に、ビールを飲みたかったのですが私たち3人でウイスキーをシェアしました。
数人、ビールを飲んでいる人を見ましたが東アジア系の人でした。
タイの中流階級の人々は、ウイスキーを4人くらいで頼んで飲むそうです。
ウイスキーが安いもので6000円ほど、カクテルが700円以上だったと思うので
ボトルでウイスキーを頼んだ方が比較的安くなります。
12時を回った辺りから会場は盛り上がり始め、私たちは隣のダンスクラブに移動しました。
-午前2時を回る-
ロングとライアン、私の男3人が開けたウイスキーは一本9000円。
私はウイスキーを良く知らないのですが、高級なものでとても飲みやすい味と香り。
以前そこに毎週通っていたライアンのボトルキープを飲んだのですが、
最終的にウイスキーを3人で1.5本開けました。
12時をまわってから、私はいかに飲んでいるふりをするかに徹しました。
ライアンもロングも平気なようでしたが、私は完璧に泥酔状態。
4時頃だったはずですが、帰りのタクシーで私は気を失いました。
飲み方が、常時一気飲み・・・という状態だったので回避しようがありません。
海外で身の回りのものにはいつも注意を払っているのですが、
翌朝iPhoenを紛失したことに気が付きました((+_+))。
海外で友達とお酒をたくさん飲む機会も少なくありません。
身の回りのものとお酒の飲み方には注意を払って海外を楽しんでください!
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-あとがき-
ダンスクラブでライアンが私に聞きました。
「Kuny、なかなか良い場所だよね。日本にこういう場所はある?」
「あるかもしれないけど、私の知る限りではないなあ。少なくとも地元は、高齢化が進んでいてそもそも若者をターゲットにした産業が発達しにくいのが理由だと思うよ。」と私はライアンに答えます。
日本国内にダンスクラブやレストランがある大きな複合施設、ドレスアップした若者が集まる場所はどこかにあるのかもしれません。しかし、多くの高齢化が進む地方都市では当然、若者向けのサービスからお年寄りむけのサービスへと産業の重心がシフトしますよね。そう考えると、地価が高い東京を含めダンスクラブの複合施設は日本国内に少ないのかもしれません。対象的に、若年者人口が多い東南アジアでは若者向けのサービスが活気づきます。
今回の体験を通じて、私が特に感心したことはダンスクラブでさえビジネスチャンスをつかむ場になるということです。そもそも、そこはダンスを楽しむ場所として存在していますがが、中流階級以上のエネルギッシュな人々が集まれば自然とインフォーマルな商談会も生まれる。日本での生活で、ダンスクラブとビジネスを組み合わせて考えたことはありませんでしたが、Funky Villaは健康的に経済活動が活発化する国の状態とはどういうものかを思い出させてくれました。