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「中川政七商店(なかがわまさしちしょうてん)」と聞くと、多くの人が思い浮かべるのは、美しい和雑貨や丁寧な暮らしのアイテムかもしれません。
しかし、実はこの老舗ブランドが手がけるインスタントカレーやラーメンなどの食品も、知る人ぞ知る人気商品。

■ 中川政七商店とは

創業はなんと1716年(江戸時代中期)。
奈良で麻織物の商いから始まった中川政七商店は、「日本の工芸を元気にする」を理念に、全国の職人やメーカーとともに暮らしに寄り添う商品を作り続けています。
シンプルで温かみのあるデザインと、確かな品質。贈り物にも、自分へのご褒美にもぴったりなブランドです。

■ 意外な人気!「食」のラインナップ

雑貨のイメージが強い中川政七商店ですが、実は食品シリーズも非常に充実しています。
その中でも特に人気なのが、「カレー」と「ラーメン」。

🍛 【カレー】和の風味を感じるやさしい味わい

中川政七商店のカレーは、スパイスが強すぎず、まろやかで上品な味わいが特徴です。
たとえば「かんずり入りイカカレー」や「瀬戸の手羽先八丁味噌カレー」など、素材や地域性にこだわった商品が並びます。
レトルトとは思えない深い味で、まるでレストランの一皿のよう。
パッケージもシンプルで美しく、食卓に置くだけで気分が上がります。

🍜 【ラーメン】見た目も味も“丁寧なくらし”そのもの

一方、ラーメンは「塩」「醤油」「味噌」などの定番に加え、地域素材を使った限定品も人気。
特にスープは化学調味料に頼らず、素材の旨みを活かして仕上げられています。
シンプルながらも深みのある味で、夜食やお昼ごはんにぴったり。
ちょっと贅沢な“ご自宅用ギフト”として買う人も多いそうです。

■ かんずり入りイカカレー

かんずりとは新潟の唐辛子を原材料にした発酵食品で、辛さと甘味、旨味が特徴です。
様々な料理の隠し味として用いられ、この商品はカレーにかんずりが使われています。

お召し上がり方

  • 沸騰したお湯に入れ5分間湯煎する
  • 電子レンジ500Wで2分温める

パッケージのまま沸騰したお湯に入れて、湯煎しました。

大辛のイカカレーで、赤い色が美味しそう。
ライスにパセリを乗せてみました。

野菜が溶け込んだスパイスカレーのような雰囲気もあります。

イカの輪切りがそのまま入っていて、食感を楽しむことができます。
辛味の中に海鮮カレーのリッチな香りを感じました。

塩味がしっかり、スパイスの香り高いカレーでした。
イカのゴロのクセになる風味が大辛と調和してGOOD!
トマトや玉ねぎも程よくかたちを残していて、野菜のうま味も引き立つ一皿でした。

■ 瀬戸の手羽先八丁味噌カレー

こちらは手羽先八丁味噌のカレーです。
八丁味噌は愛知県発祥の伝統的な豆味噌です。

徳川家康が生まれた岡崎城から西へ八丁(約870m)離れた八丁村(現在の八帖町)で作られたのが名前の由来。
大豆と塩のみを原料に、大きな木桶で2年以上天然醸造で熟成させるのが特徴です。

お召し上がり方

  • 沸騰したお湯に入れ5分間湯煎する
  • 電子レンジ500Wで2分温める

カレーの見た目は伝統的な日本のルーカレーです。

丸ごと一本入った手羽先はホロホロに柔らかくなっていました。

辛いものが苦手な方でも食べやすい甘口の味わいでした。
とろみが強い日本のカレーで、八丁味噌の上品なコクと甘味を楽しめる一品でした。

■ きのこと食べたい鯛だしラーメン

愛媛の鯛そうめんからインスピレーションを得た「鯛だしラーメン」。

「鯛そうめん」とはタイを一日まるごと姿煮にしたものを素麺と一緒に盛り付けた料理です。
特に瀬戸内海沿岸部でよく食べられる郷土料理、その風味を味わえるのは楽しみですね♪

お召し上がり方

  • 2つの鍋を用意し、1つは400mlのお湯、もう一つはたっぷりのお湯を沸かす
  • 400mlのお湯が湧いたらスープと野菜を入れて煮込む
  • たっぷりのお湯が沸いたら2分間麺を茹でる
  • 茹で上がったら麺を湯切りしてスープと具と合わせてできあがり

パッケージの内容はとてもシンプル。
白くて細い麺と銀色の袋が入っていました。

銀色の袋はフリーズドライの鯛出汁スープです。

本来は鍋の中で野菜をスープと一緒に煮込むのですが、スープそのままの味を試してみることにしました。

2分間茹でた麺をスープに合わせて完成です。
具を入れていないのでとてもシンプルな見た目ですね。
細いストレート麺はコシがあってさっぱりした食感。
お腹に重たくなく体に染みこんでくる様な出汁の味を楽しめます。

鯛だししょうゆラーメンには魚の旨味が凝縮されています。
油が一滴も浮いていない澄んだスープは「和食を食べている」感覚がピッタリ。
ただ、野菜やきのこを入れるとよりリッチな一品になります。

■ 鮭味噌ふりかけ&ごはんに合うなめ茸と焼きにんにく

お次はご飯のお供を試してみましょう。

のりが豊かに香る鮭味噌ふりかけ。
和紙のようなパッケージがお洒落です。

ふりかけとしては乾燥味噌や豆みそが原材料の多くを占めているのは珍しいのではないでしょうか。
カツオやイワシなどもリッチな風味付けをしていますね。

もう一つのご飯のお供は「ごはんに合うなめ茸と焼きにんにく」
なめ茸と焼きにんにくの組み合わせは珍しいですよね。

主原料の多くはえのき茸です。

鮭味噌ふりかけは見た目も鮮やか。
海苔がパリパリで美味しそう。

なめ茸を開けるとにんにくの良い香りがしました。

鮭と味噌、ゴマとのりの香り良いふりかけ。
大きめにカットされたのりがパリパリで美味しかったです。
海苔の食感を活かすために食べる直前に使って欲しいふりかけでした。

なめ茸はニンニク醤油の味が効いたご飯のお供です。
シャキシャキしたエノキの食感と白米の相性も抜群。
お弁当やおにぎりなどにも良いですね。
また、小ネギと合わせて冷奴にするのも美味しいと思います。

■ 見た目もかわいい!ギフトにも最適

中川政七商店の食品シリーズは、どれもパッケージデザインが美しいのが魅力。
ナチュラルな紙素材や落ち着いた色合いで、まるでアートのよう。
季節の贈り物やお歳暮、ちょっとした手土産にも喜ばれること間違いなしです。

 

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