こんにちは!Kunyです
マレーシアでの生活を考えるとQOL(Quality of Life)「生活の質」の高さばかりに目が行きます。
広くて快適な住居、多様性に富んだ食文化、様々な人種が共存する多様性、治安の良さ、低い自然災害リスク、アジアのハブとして海外旅行がしやすい点などなど。
マレーシアでの生活は日本と異なり、「ストレスが無い」と言われることが多いですね。
ただ、まったく問題はないのかと言えばそうでもなく、マレーシア人の友達から聞いた話も交えて不便な面をお伝えします!
酒税が高いためアルコールが日本の2~3倍の価格
マレーシアは約65%がイスラム教徒の国であり、宗教上の理由でお酒を飲めない人が大半です。
そのため、酒税が高く設定されており日本の2~3倍の販売価格になっています。
例えば、ビール1缶を買うのに600円以上する場合も珍しくはありません。
食事は350円以下で満足できるものが食べられるので、一杯のビールの方が高くなることがあります。
また、コンビニやスーパーでビールを買うことができますが、オーナーがムスリムの場合は店頭に無い場合もあります。
そして、アルコール度数10%を超えるお酒を扱う場合は、特別なライセンスが求められるため小規模店舗ではビールしかないこともあります。
ただ、安くお酒を買う方法は無いわけではありません。
インド系の酒屋に売られているインドのウイスキーがRM200(700円程)で売られているのをスーパーで見つけました。
生活インフラの中で電気代が比較的高い
電気代については、日本人...というより現地のマレーシア人目線の話になります。
一軒家を持つ友達は、「電気代が1か月、200リンギットだぞ?高くないか?」と言っています。
「200リンギットは7,000円くらいだから、日本と同じくらいじゃないかな」と答えました。
電気代は各家庭によって消費量が異なるため、一概には言えませんがガスや水道、ガソリンなど生活インフラのコストと比べると高いようです。
例えばマレーシアのガソリン価格は世界で10番目に安く、1リットルあたりRM2(約70円)ほどだそうです。
また、水道料金は月々1,000円以下、ガス料金(都市ガス)も800円以下と低コストです。
....「電気代が比較的高い」と書き出しましたが、公共料金全般が安すぎとも言い換えられますね...!
交差点が少ない郊外では渋滞が深刻
クアラルンプールの中心近く、または駅の近くに住む場合は問題ありません。
ただ、クアラルンプールの郊外で車社会に身を置く際に問題になるのが渋滞です。
高速道路の様な大きな道路が張り巡らされた郊外。
Google Mapで見てわかるように、太い道路が大雑把に作られています。
通勤ラッシュの時間帯には片側8車線もの大きな道路に長い車列ができ、身動きが取れなくなっています。
大きな道路には交差点が少ないため、大きく迂回をして曲がらなければならない交通上の不便さがありました。
渋滞を避けるために、朝早くに家を出発しなければならないことも不便な点です。
ただ、日曜日は比較的渋滞は起こりにくいとマレーシア人の友達は言っていました。
車だけではなく、歩行者にとってもこの大きな道路の作りは不便です。
道路を横切るための横断歩道が何百メートルもないため、通りを横切るためにたくさん歩かなければならないケースもありました。
ところどころに歩道橋もありますが、上り下りが多いことは利便性が高いと言えませんよね。
アジアの国らしく、道路を横断すればよいのでは...?と思われるかもしれませんが、横切るにはあまりにも道路が大きく交通量も多い状況でした。
以上、今回はマレーシアの不便な点を3つ取り上げました!