こんにちは!Kunyです
今年も楽しみにしているクリスマスが近づいてきていますね!
今回は欧米で人気のシークレットサンタを紹介します!
準備方法や実際の流れ、楽しみ方をお伝えするので最後までご覧ください♪
日本と海外、クリスマスの過ごし方の違い
日本ではクリスマスを恋人同士で過ごしたり、家族でお食事をとって楽しむことが多いですよね。
そしてどちらかと言うと、恋人同士でロマンチックなデートをする傾向が日本では強いように思います。
一方、アメリカやヨーロッパでは家族との時間を大切にする要素が大きいです。
大きなクリスマスツリーを飾って、ツリーの下にたくさんのプレゼントを並べます。
クリスマス当日は七面鳥の丸焼きなどクリスマスディナーを食べます。
家族でゲームをして遊んだり、食事を楽しんだり、プレゼントを渡してクリスマスをお祝いします。
用意する料理は国によって違いますが、日本のお正月のようにたくさんの特別な料理を準備して遅い時間まで家族や親せきと過ごします。
コカ・コーラとケンタッキー・フライドチキンが作った日本のクリスマス
カナダのビジネスカレッジに在学しているとき、日本ではクリスマスにKFCを食べてコカ・コーラを飲むことが話題になったことを思い出しました。
西洋ではクリスマスにフライドチキンを食べると嘘をついたケンタッキーフライドチキンによって日本のクリスマスの習慣ができたというのは有名な話ですよね。
カナダの先生は「そんなジャンクフード食べるわけないでしょ」と言いながら、日本を例にとってマーケティング戦略の授業を進めていました。
ちなみに、多くの方が連想する赤い服を着た白髭のサンタクロース。
あれは1931年にコカ・コーラのクリスマスキャンペーンに描かれたものです。
コカ・コーラの色使いのサンタを作り上げて、クリスマスに売り上げを伸ばそうと考えたコカ・コーラの戦略です。
このように、アメリカ企業のマーケティング戦略によって、独自のクリスマス文化が根付いた日本。
では、欧米では最近どのようにクリスマスを過ごしているのでしょうか。
シークレットサンタとは?やり方は?
毎週、私の会社にウクライナの友達が集まり様々なトピックを話し合っています。
また、毎月イベントを企画して文化交流を行っています。
そんな中で去年からクリスマスに行っている楽しみの一つはシークレットサンタです。
「秘密のサンタ」というプレゼント交換なのですが、初めて聞いたという方も少なくないかもしれません。
結論、シークレットサンタとは誰かの秘密のサンタになって、喜ばれるプレゼントを密かに用意、プレゼント交換の後に誰がシークレットサンタだったのか当てっこするイベントです。
そこで、どのような順番でシークレットサンタのやり方をご紹介してみようと思います。
①プレゼントの予算上限を決める
予算上限に決まりはありませんが、2000~3000円のお手頃な設定が多いです。
予算を低めに設定することで、プレゼントを贈る相手に限定した価値を考えることに役立つと思います。
②いつも一緒にいる友達同士であつまって、全員の名前を書いたクジを作る
小さな紙切れに、参加者の名前を一つ一つ書きます。
名前を書く人は、仲間を代表する一人が行います。
紙切れに名前を書き終えたら、それを小さく折りたたみます。
③名前を書いた紙を箱に入れ、くじ引きをする
小さく折り畳んだ紙切れを箱に入れて、一人一人くじ引きをします。
クジを引く順番に決まりはありませんが、時計回りにクジを引いていけば良いでしょう。
④クジに書かれた名前のサンタになる(話し合いでクジの交換もOK)
くじ引きの結果、「相手は自分の恋人だった」、「家族だった」ということも起こることがあります。
その場合は、他の参加者と書かれている名前を伏せた上で交換することもできます。
⑤プレゼントを渡す相手にばれないように、貰うと嬉しいものを探る
ここからが、シークレットサンタの楽しいところです。
相手にばれないように、必要としているものを探ります。
普段の会話の中で、さりげない質問をしながら「無くて困っているもの」「壊れてしまった必要なもの」などにアンテナを張ります。
⑥用意したプレゼントの包装に相手の名前のタグを貼り、クリスマスツリーの下に置く
プレゼントを購入したら、包装紙に相手の名前を書いたタグを貼ります。
ここで、筆跡でバレてしまっては本末転倒。
筆跡を隠して相手の名前を書くことがポイントです。
⑦クリスマス当日、プレゼントを開封して誰がシークレットサンタだったのか当てる
一人一人プレゼントを受け取って、包装紙を開封します。
ランダムなプレゼント交換と違い、自分だけの気の利いたプレゼントに笑い声や驚く声が響く時間です。
その後に、いったい誰が自分のシークレットサンタだったのかを推理して遊びます。
⑧シークレットサンタを当てることができたら、そのプレゼントを選んだ理由や背景を話し合って盛り上がる
シークレットサンタを当てた後、なぜそのプレゼントを選んだのかを聞いて楽しみます。
「大事にしていたカップを落として割っちゃったって聞いたから、似ているものを探したんだ」など、なんでもOKです。
これがシークレットサンタの流れになります。
シークレットサンタの良いところ
シークレットサンタのクジを引く日が早ければ早いほど、相手にどんなプレゼントを用意しようか考える時間が長くなるのでお勧めです。
プレゼントを渡すその日まで、シークレットサンタは相手にばれないように普段の会話から欲しがっているものを聞き出そうとします。
また、他の参加者も全員が誰かのシークレットサンタなので、コミュニティ内の交流がいつもより深くなるのが良いところですね。
誰が誰のシークレットサンタなのかわからない状態なので、コミュニティ内のあまり話さない人に話しかけるのも不自然じゃなくなると思います。
シークレットサンタは普段仲良くしている友達はもちろん、大学のサークルやスポーツチーム、会社の同僚とやることで親睦が深まってよりよいチームになると思います。
今年のクリスマスはシークレットサンタにトライしてみるのはいかがでしょうか♪