こんにちは!Kunyです
私は2010年から足かけ14年、毎年フィリピンへ視察や留学、研究・調査で訪れています。
今回は、フィリピンの専門家としてセブを中心にご紹介します!
まず、日本人にとってフィリピンは、今やイギリスを抜き4位にランクインする人気語学留学先です。
初めてフィリピンに留学した2010年当時は日本人比率は5%。
アメリカ人の友達に「フィリピンに留学行ってくるよ」と言うと、
「え、何を勉強してくるの?」と言われる時代でした。
日本ではまだフィリピン留学という言葉も無い時代でしたので、当時は殆どが韓国人で、少し中国人の姿も見える程度でした。
そして、日系校はもちろん1つもなく、全て韓国系校だったので韓国人と英語を切磋琢磨した時代でした。
領土の話でぶつかることもあれば、文化の共通点を楽しんだり、英語の運用スキルを短期間で高めることができたのが当時の体験です。
そのような背景を思うと、今では信じられないほど多くの日本人がフィリピンで英語に磨きをかけています。
2015年あたりから日本国内で格安でマンツーマン中心の留学ができるフィリピン留学に注目が集まり、首都圏と関西をメインに短期留学ブームのようなものが起こりました。
一方で、海外初心者の日本人にとっては、フィリピンならではの慣れない環境があるのも事実です。
そこで、今回はフィリピンには一体何があるのか、何がないのか、足りない部分をどう補えば良いのかという3点にスポットライトを当ててみたいと思います。
また、大人気のフィリピン留学ですが、欧米留学と異なり快適に学習に集中できるよう様々な点が合理化されています。
まだ、フィリピン留学についてご存じない方はこちらを読んでみてください♪
フィリピンには一体何があるのか?5つのセブの魅力からご紹介!
それでは、スタート!
アジアで最も英語が使われている国
日本から最も近く、英語が公用語の一つとして使われている国がフィリピンです。
その背景には1900年頃からアメリカに統治されていた歴史があり、初等教育から英語教育を実施していたことが挙げられます。
また、7,000を超える島々からなるフィリピンには数多くの言語グループがあるため、出身の異なるフィリピン人同士のコミュニケーションにも英語が使われます。
そのため、学歴によってスキルの差はありますが大人の55%が英語を話すことができます。
2023年にthe Social Weather Stationsで行われた調査によると、3,940万人の大人が英語話者と認められました。
(出所:Histry of English)
したがって、英語を勉強している学生にとっては最適な学習環境となっており、英語を話せる人々にとっては言葉の壁がない快適な生活ができる環境と言えます。
英語が通じるアジアの国はフィリピンの他にシンガポールとマレーシア、インドとなりますが歴史的背景からフィリピンのみがアメリカ英語が基準になっています。
日本の教育はイギリス英語ではなくアメリカ英語を基礎としているので、フィリピンで使われている英語を身近に感じることができます。
英語を母語としない113カ国・地域のうち、日本人の英語力は87位、アジア23カ国・地域では15位という結果でした。日本は5段階中4番目となる「低い能力レベル」(世界64~90位)と位置付けられています。
(国際語学教育機関「EFエデュケーション・ファースト」(本部・スイス)2023年調査)
フィリピン人の明るくて優しい国民性
(写真:2014年、ミンドロ島サンマリアーノで撮影)
フィリピンの魅力の大部分を占める要素に国民性があります。
フィリピン人は陽気でフレンドリー、とても社交的な性格です。
そしてホスピタリティ精神が極めて高く、初対面の人にも親切に接しコミュニケーション能力がとても高いです。
ホスピタリティと言えば、フィリピンのメイドさん(家政婦)養成学校の数は世界一で、卒業者には国家資格が与えられます。
アジア諸国の一つですが、カトリックの布教とともに持ち込まれたヨーロッパのラテン系の価値観と南国の人々が共有するおおらかさが共存してフィリピン人の明るくて優しい国民性を形成しているのだと思います。
私は2010年に初めてフィリピンに留学したときに、日本人とフィリピン人の対照的な性格に強い興味を持ちました。
日本では細部に拘ったり、内気な性格の人、自己肯定感が高くない人が少なくないと思います。
他方、フィリピンでは良くも悪くも大雑把で、他人に対してとても優しく、自信たっぷりな人が多いと感じたからです。
その後、フィリピンでは肯定的であることがマナーの一つだと知り、それが常に良いとは限らない現状を知ることになるのですが、日本とフィリピンの価値観をブレンドすると幸せになれる人は増えると信じています。
※フィリピンも県民性があり、街によって性格の違いがあります
フィリピンの経済発展と人口動態から見える将来への投資先
フィリピンはパンデミックでGDP成長率がマイナスをつけましたが、平時ではGDP成長率5%以上で推移しています。
高層ビルの建築ラッシュが続き、フィリピンの経済は急成長中です。
その大きな理由は底が固い年齢別人口構成比にあります。
フィリピンの人口全体の平均年齢は2024年の統計で25.7歳。
国民の中心的な年齢が若く、健康的な人口構成が経済を押し上げているとも言えます。
ここで問題です、日本人の平均年齢は何歳でしょうか?
正解:日本人の平均年齢は48.6歳で、モナコの55.4歳に次ぐ高齢社会です
フィリピンは労働人口がその他の人口の2倍以上となる人口ボーナス期が2045年まで続きます。
つまり今後20年先まで経済成長にプラスな条件が持続するという訳です。
私自身、人口統計に基づいて12年前からフィリピンを将来の投資先として捉え調査・研究などを行っていますが、この10年での都市の発展には目を見張るものがあります。
今後も不動産や優秀な人材、各産業分野の価値が上がっていくことはほぼ間違いありません。
日本や欧米の一部に見られる老大国よりも、近い将来に発展する国々に早い段階で精通することは投資的に賢い判断になります。
差別がないことはもちろん、日本人という理由で丁寧に扱われる
(写真:2014年ミンドロ島のサンマリアーノで撮影)
心の中にとどめてある偏った負の感情は偏見と言われます。
そして、偏見を行動に出したものが差別です。
差別の原因である偏見は目に見えないものなので、「差別を無くそう」と言っても心の根底部分は簡単に変わるものではありません。
欧米ではしばしばアジア人の見た目なら見境なく暴力や暴言を吐かれたと聞くことも少なくありませんよね。
私はこれまで数多くの国を訪れて様々な挑戦をしてきました。
ブログKuny’s Cafeの記事の中には命の危機に直面したものがあって、リスキーな冒険をしてきたように見えるかもしれません。
しかし実は、私のパスポートの押されているスタンプはほぼ全て親日国です。
日本に否定的な価値観を持つ国へ行くのはそもそも合理的な判断ではありませんし、親日の国へ旅するから安心して様々な挑戦ができると言い換えることもできます。
フィリピンへは毎年多くの日本人が留学などで訪れています。
したがって、東アジアのどの国から来たのか言わずとも分ってくれる場合が多くとても親切にしてくれます。
(フィリピンの子どもはまだ小さいので、韓国人扱いしてくる子も多いです)
(写真:2018年ネグロス島で撮影)
行く先々の国では、日本人であることがわかると信頼してくれて、丁寧に扱われる経験ばかりしてきました。
日本人という理由だけで親切丁寧にされる理由はたくさんありますが、日本企業がODAでインフラを建設してきたことや、日本人の性格そのものが穏やかで攻撃的な人が少ないこと、アニメ文化が現地で人気なことも挙げられるでしょう。
私は日本ではアジア圏よりも欧米の友達といることが多く、海外へ行くならアジア圏に行きます。
英語が話せて多国籍な友達がいる日本人にとって、そのような生活スタイルが合理的だと思いませんか?
物価や人件費が安く旅行コストが低い
旅行先の国を選ぶ上で、現地の物価を考慮しない人はいませんよね。
もちろん、物価が安いだけではなく安全面や食事の質、観光資源など多角的に比べて楽しめる国を選ぶのですが、フィリピンはバランスの良い旅行先だと思います。
物価や人件費、原油価格高騰や円安傾向で15年前のようなお得感は少なくなっていますが、まだまだ日本と比べると物価は低いです。
人口爆発によって労働者の数が多いフィリピンでは人件費が低いため、商品・サービスの中で「人の手が加わるもの」が特にリーズナブルです。
例えばマッサージやエステなどは値上がりと円安を加味しても日本の5分の1程度の料金で提供されています。
ですので、私は日本ではマッサージへ行きませんが、フィリピンにいるときは少し疲れたら全身マッサージを受けに行ってリラックスを楽しみます。
食事に関しては、フィリピン料理は醤油と酢、砂糖が使われることが多いため日本人の口に合うと思います。
ただ、日本の味付けの繊細さに期待することはお勧めできず、味付けが濃かったり、甘いものは凄く甘いなど大味な傾向があります。
もともとリゾートとして観光産業が発展したセブ島では、海でのレジャーアクティビティや5つ星ホテル、質の高いレストランや娯楽施設など観光面も充実しています。
日本では見ることのできないターコイズブルーの海、常夏の気候とトロピカルフルーツ、日本以上にスケールの大きな商業施設など行きつくすことができない魅力があります。
さて、ここまでフィリピン、特にセブ島の魅力を5つご紹介しました!
セブにはいったい何があって、なぜ人々はそこへ行くんだろう...?
と思っていた方に対する答えになっていれば嬉しいです。
ただ、何事も良い面の裏には悪い面があります。
ここからは、逆にセブに無いものとそれを解決する方法を5つご紹介します!
上下水道のクオリティが低く不便、特に水に注意
フィリピンだけではありませんが、多くのアジアの国々では上下水道が不便です。
まず、上水道に関してはシャワーの水圧が弱いことがしばしばあります。
この理由は日本のように水道局が水圧をかけて水道管に水を流していないからです。
重力に任せて上水道を運用しているため、水を一旦水中ポンプで屋上貯水タンクに引き上げて蛇口を回すと水が流れる仕組みになっています。
これに関して、ホテル滞在の場合はホテル施設で水圧を調整しているのでシャワーは問題なく使うことができます。
次に下水道ですが、下水管埋設時にそもそも日本よりも細い管を使用したため、トイレットペーパーが詰まりやすく紙をトイレに流すことができません。
そのため、トイレに設置しているゴミ箱にトイレットペーパーを捨てるようにしてください。
また、公共のお手洗いにトイレットペーパーが設置していないため、外出時はバッグの中にお忘れなくトイレットペーパーを入れてでかけましょう。
ロール上の物ではなく、少し大き目のポケットティッシュが現地のコンビニなどで売られています。
トイレットペーパーを使っているのは、じつは先進国を中心とした、地球上の全人口の約3分の1だそうです。
参考:『トイレットペーパーの文化誌』(西岡秀雄著、1987年、論創社)
水関連の注意点の最後に挙げるのが、飲み水です。
フィリピンの水道水を飲んでしまいお腹を壊す日本人は大勢います。
水道水を飲める日本の方が世界的に珍しいことを念頭に入れ、水道水を飲まないようにお気をつけください。
基本的にミネラルウォーターを買って飲むようにすることの他、ローカルレストランで注文した飲み物に注意してください。
例えば、頼んだコーラに入っている氷が水道水から作られていてお腹を壊すケースもあります。
この対策はレストランで”Can I have a cup of Coke without ice?”「氷抜きのコーラください」とな飲めばOKです。
水道水をそのまま飲める国は、日本を含めてたったの12か国です。
日本、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、アイスランド、アイルランド、オランダ、オーストリア、セルビア、モンテネグロのみになります。
(国土交通省「2021年版 日本の水資源の現況」)
交通インフラが都市の発展に追いついていない
次に挙げるフィリピンの不便なポイントは交通インフラです。
まず、フィリピンの交通手段はタクシー、乗り合いバス、バイタク、トライシクル、マイクロバス、Grab Taxiの6種類です。
そう、お馴染みの地下鉄や市電、スカイトレインなど大人数を輸送するレールウェイがないのが不便なポイントです。
タイやマレーシアなどではスカイトレイン(BTS)やメトロががありますが、フィリピンではそのよう交通手段はなく、現地の人々はジプニーというフィリピン特有の乗り合いバスで移動しています。
2023年頃から排気ガスに配慮したマイクロバスを街中で良く見かけるようになりましたが、料金が高いためかジプニーがまだまだ主流です。
現状最も良い移動手段はGrab Taxiという配車アプリを利用しての移動です。
Grab Taxiは日本よりも便利なシステムで、アプリに目的地を入力すると、近くを走るドライバーがGPSに表示され顔写真、車のナンバー、車種、車の色、目的地までの費用が事前確認できます。
ドライバーとの交渉やぼったくりなどの不便がないため、Grab Taxiをお勧めします。
そして、交通インフラの不便さと言えば、信号機の設置数が少ないことです。
日本など先進国では歩行者優先が常識ですが、東南アジアでは車の継ぎ目に車道を渡ることは珍しくありません。
したがって、日常生活の中に車道横断が組み込まれるのが不便なポイントです。
実は2~3日で慣れてしまうものでもありますが、最初はおっかなびっくりですよね。
この対処方法は、車道を横断するタイミングを待っていると同じ行動をするフィリピン人が隣に来ます。
車の継ぎ目を見計らっているフィリピン人が歩き出したら、その陰を歩くように並んで車道を渡れば危なくありません。
「When in rome、郷に入っては郷に従え」です。
街の中心部では排気ガスによる空気汚染が問題
フィリピンでは2010年以降、銀行の個人向けローンが成長を続けており自動車の販売台数が急上昇しました。
そのため、自動車の台数が増え交通渋滞と排気ガス、PM2.5がマニラやセブの中心部では問題になっています。
ちょうど、現在の40代の日本人が子どものころに首都圏で体験したような空気とも例えられることがあります。
ただ、ロックダウンの後、渋滞緩和策として国や自治体が車に代る移動手段として自転車やPMD(電気スクーター)の普及に取り組みはじめ、大気汚染は大きく改善されつつあるとも言われています。
フィリピン大学の調査によるとPM2.5の数値はロックダウンの後は、それ以前の1/3~1/4まで減少したというデータもあります。
宗教と価値観の違いによるミスコミュニケーション
海外へ行けば、それぞれの国での常識の違いを知って違いを受け入れたり、良いと思った考え方を自分のものにするのも楽しみの一つです。
フィリピンの人々と接していてピッタリな表現は「一人一人が映画の主人公のように生きている」という言い方です。
その反面、タブーと言えるのは「他人の前でフィリピン人を叱る」行為です。
全てがそうとは言えませんが、減点主義の日本人では子どもの頃に学校でクラスメイトの前で叱られることは珍しくありません。
そのため、日本人のストレス耐性は高いと言われておりますが、同じような振る舞いをフィリピンで行うとひどく相手を傷つけてしまいトラブルに発展しかねないことに留意してください。
また、フィリピンのローカルな友達がたくさんできると、お金を要求されることがあります。
日本人の交友関係と金銭感覚で考えると、少し無理してでもお金を渡そうと思う人は少なくないと思います。
もちろん、フィリピン人の友達との関係とお金を要求する理由を考えてお金を渡しても良いのですが、宗教的に「富める人は貧しい人に分け与えるべき」というのがフィリピンの常識ということを覚えておいてください。
日本人はNOときっぱり断ることは相手への配慮に欠けるとして、曖昧な回答をすることが多いですが、したくないことはできないと言うようにしましょう。
日本よりも高い犯罪発生率
世界平和度指数(Global Peace Index)は経済平和研究所により世界の国・地域の平和度をスコアで評価され、作成されたランキングです。
社会の安全と治安(Societial Safety and Security)の分野では、犯罪率や暴力の影響、政治的不安定性、テロの影響といった指標から国・地域の治安をランク付けをしています。
2024年の世界平和度指数(Global Peace Index)ではフィリピンは163か国中、90位です。
また、留学や旅行などで日本人にとって馴染みのある国をピックアップすると次の順になります。
日本 | 7位 |
韓国 | 10位 |
オーストラリア | 15位 |
イギリス | 20位 |
カナダ | 28位 |
イタリア | 31位 |
マレーシア | 40位 |
フランス | 42位 |
フィリピン | 90位 |
タイ | 92位 |
アメリカ | 93位 |
トルコ | 131位 |
ロシア | 132位 |
ミャンマー | 145位 |
メキシコ | 148位 |
ブラジル | 151位 |
コロンビア | 160位 |
世界平和度指数のランキングでは、最も豊かで馴染みのあるアメリカが93位、親日で人気の旅行先のタイが92位、トルコが131位でありフィリピンより治安が悪いと評価されています。
日本より治安の良い国は1位のシンガポールか2位から6位を占める北欧の国々に限定されます。
したがって、海外は殆ど日本よりも治安が悪いと考えるのが自然でしょう。
その上で、海外に行く際に気を付ける対策が重要になります。
海外で気を付けるべきことは実は特別なことではなく、子どものころにお母さんに言われたような留意点になります。
- 声をかけてくる知らない人を信用しない
- 知らない人に付いていかない
- 暗い道を一人で歩かない
- 必要のない大金を持ち歩かない
- 貴重品は肌身離さず持ち歩く
- 危ないと言われているエリアへ行かない
フィリピンに限ったことではありませんが、気が緩んでしまわないようお気を付けください。
さて、ここまでフィリピンの魅力と不便な点についてそれぞれ5つご紹介しました!
フィリピンに興味がある人、英語の勉強を頑張ってみたい人にとってわかりやすく伝われば嬉しいですね♪
フィリピンに行くたびに受け取るパワーとメッセージ
個人的にフィリピンに行くたびに思うことですが、「ものすごくパワーを貰える国」というのが率直な意見です。
日本の生活が普通だと思って生活している人は、特にフィリピンへ行けば「健康的な国の状態」について考えさせられると思います。
ある日、フィリピンのホテルに泊まっているとき、外が賑やかで何をやっているのか見に外に出ました。
すると20人くらいの小学生が路地裏でバスケなどをして遊んでいて、思わず微笑んでしまうんですよね。
日本で、大勢の子ども達が遅い時間に自由に遊んでいるのは滅多に見られないことだからです。
この元気いっぱいの子供たちが将来のフィリピンを支えて行くと思うと頼もしいですし、日本人としてうらやましい気持ちにもなります。
また、ある時はセブの経済特別区のITパークのコンドミニアムに泊まっていました。
夕食を取りに外のレストランへ行って、帰り道で見た光景です。
ITパークはその名の通り、セブ経済の中心ともいえる最先端のビジネス街です。
そこで3人の男女が肩を組んで大笑いしながら冗談を言っている会社からの帰宅風景を見ました。
もちろんお酒を飲んでいるわけでもなく、フィリピン人らしいなと思いつつ、日本で同じような雰囲気はどこにあるのかと思いました。
GDP成長率が5%以上を堅持し、平均年齢が25.7歳、意欲に燃えてこれからもお金を使うし、お金を稼ぐのが今のフィリピンのリアルです。
日本では少し前に円安が加速し、1ドル=160円を記録しました。
その際に、じゃあドルを稼いで安く日本円を買おうと思うのが普通だと思いますが、テレビでは「節約の方法」が取り上げられていることに違和感を覚えました。
つまり、背中を丸めている国家ではなくフィリピンは来年の昇給と昇格に期待を持つ国だと捉えるのが一般的だと思います。
そして、日本にも同じ時代があったということも特筆すべきことです。
それは「高度成長期」と呼ばれる時代で、光スモッグなど大気汚染も問題になりつつ、日本人は1万円でTAXIを停めて、新しく買ったイアリングに合う服を買いに海外に行く時代がありました。
日本にその時代が来ることがあるのかというと、残念ながらその見込みがありません。
ですが、フィリピンへ行くと日本では決して感じることができない好景気を感じることができます。
生まれる前の日本にタイムスリップ、またはずっと向こうの未来にタイムトラベルする気持ちになるかもしれませんね。
同時に、日本に帰ってきた後に「もっともっと日本を元気づけたい」といつも思います。
したがって、「ものすごくパワーを貰える国」というのが個人的に毎回フィリピンから受け取るメッセージです。
フィリピン旅行プランについてこちらの記事で詳しく紹介しています!
まだご覧になっていない方は是非とも、合わせて読んでみてください♪