こんにちは!Kunyです
今回は5月5日に北海道大学の敷地内でお祝いしたイースターについて書いてみようと思います。
イースターとは日本語では「復活祭」と呼ばれています。
十字架にかけられたイエス・キリストが3日後に復活したことをお祝いする日で宗教的な意味合いが強いイベントです。
イースターはいつ?
イースターの日にちは決まっているわけではなく、「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」だそうです。
また、宗派によって暦の数え方が異なり、カトリックやプロテスタント、オーソドックスはそれぞれ違う日にイースターをお祝いするようです。
2024年、ウクライナのイースターは5月5日なのでお祝いをしに北海道大学の敷地の人があまりいないところへ集まりました。
イースターの日は何をするの?
イースターは本来、クリスマスのように家族でゲームをしたり特別な食事をとって過ごすことが一般的です。
私は2年前から家族同様に過ごしているウクライナの人たちと去年からイースターをお祝いするようになりました。
去年と比べると、今年は小規模になりましたがゲームと特別な料理を食べて過ごすことができました。
去年はイースターエッグを作ったり、イースターバニーのすごろくをして過ごしました。
去年、2023年のイースター
ウクライナの小学生の女の子が手作りをしてくれたスゴロクで遊びました。
紙粘土で作ったイースターバニーがコマとなり、3人まで遊べます。
イースターバニーはそれぞれちょっと小さかったり耳が長かったり体形が違うので、他のプレイヤーのコマと間違わないように見分けます。
イースターバニーの後ろ姿が可愛らしいですね。
小学生の女の子は紙粘土で作ったイースターエッグも用意してくれました。
スゴロクのタマゴのマスに止まると、一つこのイースターエッグを貰えます。
イースターエッグを集めながらゴールを目指すゲームを考えて手作りしてくれました。
イースターバニー(Easter Bunny)、復活祭のウサギはイースターエッグを運んでくるウサギです。タマゴは生命誕生の象徴であり、ウサギは子供をたくさん産むことから、生命の復活と繁栄を祝うイースターのシンボルとなっています。
イースターエッグの作り方を去年はウクライナの人たちに教えてもらいました。
様々な作り方がありますが、日本ではイースターエッグを作る材料が手に入りません。
そこで、ダイソーでイースターバニーを探してきてイースターエッグのデザインにしました。
イースターバニー(ミッフィー)を切り取って液体に付けてタマゴに貼りました。
最高難易度のクイズゲーム
さて2024年、今年のイースターは天気に恵まれて温かかったので北海道大学へやってきました。
まず、みんなお腹が減っているか確認をしました。
ちょっとお腹が減ってるけど、ペコペコじゃないと言うとゲームを先にやろうということになりました。
日本人3人とウクライナ人3人のグループに分かれ、国別対抗クイズゲームをすることになりました。
日本人は英語+日本語の問題が手渡され、ウクライナ人は英語+ウクライナ語の同じ問題を手渡されました。
2分間チーム内で回答を話し合い、答えを紙の裏に書いて全員の前で発表します。
両チームが正解なら両チームが1ポイント獲得します。
片方のチームのみ正解する場合は、そのチームが2ポイント獲得するというルールです。
それでは一問目。
「一つの本には、路上浮浪者が開発した、経済情勢を判断するの珍しい方法について書かれています。彼の方法では、道路に投げ込まれた特定の物体のサイズを調べます。これらのアイテムは何ですか?」
なかなかの難問ですよね。
「鳥のフン!」と答えましたが残念ながら間違えでした笑
次の問題です。
「ドッグトレーナーのスヴェトラーナ・アフメトワさんは犬にそのようなおもちゃを与えてはいけないと言う。事実は、それらのせいで、動物は止まらないことに慣れており、それは人間、特に子供にとって潜在的な危険に変わります。どのようなおもちゃについて話しているのでしょうか?」
こちらも難易度の高い問題ですね。
この他6問ぐらいクイズをしましたが、ブログではこの2問のみご紹介しようと思います。
気になる正解は本記事の最後に書こうと思います。
しゃぼんだまで遊ぶ
「いつもありがとう」とお礼と共にしゃぼんだまを貰いました。
少しの間しゃぼんだまで遊びます。
最高難易度のキャッチボール
これは私が持ってきたゲームです。
2人で小さいトランポリンのようなものを持って、ゴム製のボールでキャッチボールをします。
正しい遊び方が未だにわからないのですが、3回以上キャッチボールが続くと盛り上がります笑
外でカラフルな料理を頂きました
カラフルで可愛らしい料理を外で頂きました♪
右手にあるのがアップルパイ、真ん中がイースターエッグ、左手が「自然とテントウムシとお花のサンドイッチ」です。
自然とテントウムシとお花のサンドイッチ
自然とテントウムシとお花のサンドイッチのテントウムシはトマトでできています。
トマトにはオリーブが添えられていて、そこがテントウムシの頭だそうです。
真ん中のお花はハムでできています。
サンドイッチの中には卵やお肉が入っていて美味しく頂きました。
色使いも綺麗ですね♪
アップルパイ
赤い星やハートが飾られたアップルパイです。
本来はパスカというカップケーキを作る予定でしたが、私のスケジュールが合わなかったのでオーブンを使えずアップルパイを作ることになりました。
これらの料理には札幌カトリック北1条教会のKen神父さんから頂いた聖水が使われています。
本来は、パスカに聖水をかけてイースターをお祝いするそうです。
来年はオーブンを用意して正式なお祝いをしたいと思います。
イースターエッグ
ターメリックで色付けをしたイースターエッグに青い星が飾られています。
ウクライナの国旗と同じ色ですね。
イースターエッグをぶつけ合って、ヒビが入ったら負け、ヒビが入らなければ勝ちのゲームをします。
卵の上と下を使って、両方にヒビが入るまで戦えるルールで挑みました。
このようにヒビが入ったら負けです。
最終的に、殻を割って中のゆで卵をみんなで食べてゲームは終了します。
昨年、2023年に頂いたパスカとイースターエッグ
去年、2023年はたくさんのウクライナ伝統料理とともにイースターをお祝いしました。
調理器具や食器は限られているので、お家で作ったものを紙皿に乗せて振舞ってくれました。
こちらがパスカ、ウクライナで復活祭のときに食べるカップケーキのようなパンです。
バター、卵、砂糖から作られておりウクライナでは復活祭の朝に教会に持ち寄って、お清めと祝福を受けてバスケットを家に持ち帰って家族で食べるそうです。
去年は高校生の女の子がこちらのパスカを作って持ってきてくれました。
イースターエッグは様々な手法で作られます。
青と黄色が混ざり合う綺麗なイースターエッグですね。
水に漬けたフィルムで作るイースターエッグもあります。
この方法が最も簡単で綺麗にできるので、近年は一番人気だと聞いています。
このイースターエッグ用のフィルムはウクライナから持ってきた、日本で手に入らない貴重なものです。
北海道大学構内の自然を散策
さて、今年のイースターに戻りましょう。
北海道大学の広い敷地を自然を楽しみながら散策しました。
開けた青空とポプラ並木が綺麗ですね。
少し遅めに咲くヤエザクラのトンネルを楽しみました。
北海道大学構内には羊や馬、牛もいるので動物を眺めることもできます。
たくさんの自然に触れることができ、北海道大学で和やかな一日を過ごすことができました。
クイズの答え
さて、それでは気になるクイズの答えにまいりましょう。
1問目
「一つの本には、路上浮浪者が開発した、経済情勢を判断するの珍しい方法について書かれています。彼の方法では、道路に投げ込まれた特定の物体のサイズを調べます。これらのアイテムは何ですか?」
答え:タバコの吸い殻。吸い殻が長ければ経済情勢は豊で、短ければ貧しいそうです。
2問目
「ドッグトレーナーのスヴェトラーナ・アフメトワさんは犬にそのようなおもちゃを与えてはいけないと言う。事実は、それらのせいで、動物は止まらないことに慣れており、それは人間、特に子供にとって潜在的な危険に変わります。どのようなおもちゃについて話しているのでしょうか?」
答え:噛むと音が鳴るおもちゃ。犬が子どもを嚙んだ時の子どもの鳴き声をおもちゃの音と勘違いしてしまうため、噛むと音がなるおもちゃを犬に与えてはならない。
これは深く納得ですね。