9月15日、台風が過ぎプエルトガレラを離れる
コージはルバング島へ行くためにカラタガンへ、
クニはルソン島バタンガスで船を乗り換え東ミンドロへ。
地理的関係が少しわかりにくいですが・・・
私たちはPuerto Galeraと書かれているポイントから右上のピンク色に塗られている島へ行きました。
その島がフィリピンで最も大きく、首都マニラのある島Luzon島です。
いったんそこへ立ち寄り、私はMindoro島の西側Manbraoという町へ。
コージは左上に移っている小さな島Lubangへと異なる道を二手に進みました。
台風で足止めを食らい、マニラ発ジャカルタ行の便が7日後に迫っていたため、
調査の効率化を図る意図で仕事を分担しました。
説明を少し補足すると、
計画ではこの先、RomblonとMarinduqueという島で調査を行うつもりでしたが、
琴さんと植田さんからそこはすでにリゾート開発が進んでいるという情報と
西MindoroとLubangは開発や支援の手が行き届いていない場所であると聞き、
私たちは計画を変更しました。
現地調査は発見と見直しの連続!
ネットの情報は機能しないのが現実的な旅の醍醐味!
西Mindoroから見える世界の実情
西Mindoro北部は高い山脈によって東Mindoroと分断されています。
しかしながら、分断されているのは陸路や行政だけではありません、
国際社会の支援の手も西Mindoroでは行き届いておらず、
困っている人々を助けるためにあるODAやNGOからも見放されています。
西Mindoroの町、Manbraoに到着
町から少し離れた山へ行くと少数民族が住む場所があります。
町にホテルは3件。毎日停電が起こるので、発電機を完備しています。
いずれのホテルもクレジットカードは使えず、
1つのホテルのみTrip Adviserから予約が可能。
しかし、そのホテルではインターネットが使えなかったので宿泊をやめました。
小さなお店が集合した市場は珍しく8時頃になっても営業しており、
小さなBBQ(12円)とビール(70円)を買うことができました。
コージはこのころカラパンに一泊、明日Lubangへの出発を目の前にしています。
私は冷たい水でじゃばじゃばとみそぎを済ませて、
1泊592円の3人部屋で爆睡しました!
さてさて、次回は調査開始、そしてLubang到着です!
【フィリピン現地調査】
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