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こんにちは!Kunyです

今回は、海外旅行初心者にもわかりやすく「台湾の公共交通機関」について徹底解説します。
はじめての台湾旅行で「移動が不安…」と感じている方も、このガイドを読めば安心して旅を楽しめるはずです。


1. 台湾の公共交通機関の特徴とは?

台湾は公共交通機関が非常に発達しており、観光客にとっても使いやすい仕組みが整っています。
都市間の移動はもちろん、市内観光でも手軽に利用できるのが魅力です。

主な公共交通機関は以下の通りです:

  • MRT(地下鉄)
  • 台鉄(在来線)
  • 高鉄(新幹線)
  • 公共バス
  • YouBike(シェアサイクル)
  • タクシー

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。


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2. MRT(地下鉄)|台北・高雄で大活躍

台北と高雄にはMRT(Mass Rapid Transit)という地下鉄網があります。
日本の地下鉄と似た仕組みで、色分けされた路線図が分かりやすく、英語の案内表示も充実しています。

MRTの特徴:

  • 台北MRTは全6路線、1日約200万人が利用
  • 運行時間はおおよそ朝6時〜夜12時まで
  • Suicaのような「悠遊カード(EasyCard)」で乗車可能
  • 料金は1区間約20〜65元(約100〜300円)とリーズナブル

特に観光客におすすめなのが「1日乗車券」や「観光パス」。観光地巡りに便利です。

注意点:

  • 駅や車内での飲食は禁止されています。罰金が科せられることもあるので注意しましょう。
  • 混雑時間帯(7:30〜9:00/17:30〜19:00)は通勤客で非常に混み合います。

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3. 台鉄(在来線)|地方都市やローカル旅に最適

台鉄(台湾鉄路管理局)は、日本で言えばJRにあたる在来線です。
主要都市だけでなく、地方都市にも幅広く路線が通っているため、ローカルな旅を楽しみたい方にぴったり。

台鉄の特徴:

  • チケットは駅の窓口・券売機・オンラインでも購入可能
  • 普通列車から特急(自強号)まで運行
  • 台北〜九份までは約1時間半(約50元)
  • 時刻表は公式サイトやアプリで簡単に確認できる

ローカル線でのんびり風景を楽しむのも、台湾旅行の醍醐味です。

注意点:

  • 人気路線は座席が早く埋まるため、事前予約がおすすめです。
  • 一部古い車両ではトイレ設備がない場合もあるので注意しましょう。

4. 高鉄(台湾高速鉄道)|長距離移動をスピーディーに

高鉄(台湾高速鉄道)は日本の新幹線と似た高速鉄道で、台北から高雄まで約1時間半で結びます。

高鉄の特徴:

  • 時速300kmで快適に移動
  • 座席指定・自由席が選べる
  • 料金は台北〜高雄間で約1490元(約7,000円)
  • オンライン予約やアプリ利用で便利

特に時間を節約したい方、短期間で多くの都市を巡りたい方には強くおすすめです。

注意点:

  • 高鉄の駅は都市中心部から離れている場合があるため、MRTやタクシーでのアクセスが必要なことがあります。
  • 繁忙期(旧正月・連休)はチケットが取りづらくなるため、早めの予約が必須です。

5. 公共バス|安価で観光にも便利

市内バスや観光地へのアクセスに使える公共バスも見逃せません。

バスの特徴:

  • 運賃は約15元〜(約70円〜)と非常に安価
  • バス停には英語表記もあり
  • Googleマップや台湾の交通アプリでルート検索可能
  • 悠遊カード使用で乗車も簡単

九份、淡水、陽明山などの観光地へはバスが便利です。ただし、ラッシュ時は混雑するため、時間に余裕を持って移動しましょう。

注意点:

  • 停留所のアナウンスが聞き取りづらい場合もあるため、スマホのGPSや路線アプリを併用するのがおすすめです。
  • 地域やバス会社によって乗車方法(前乗り・後乗り)が異なるので、他の乗客の動きを参考にすると安心です。

6. YouBike(シェアサイクル)|街をのんびり散策

台湾の都市部では、シェアサイクル「YouBike(ユーバイク)」が大人気。
特に台北・新北・台中・高雄などで観光客も気軽に利用できます。

YouBikeの特徴:

  • 「YouBike 1.0」と「YouBike 2.0」の2種類が存在(地域により導入状況が異なる)
  • 専用アプリ「YouBike微笑單車」で簡単に利用登録可能(日本語対応あり)
  • 悠遊カードや一卡通をタッチしてその場でレンタル可
  • 料金は最初の30分が無料〜10元(地域により異なる)、以降15分ごとに10元前後
  • 駅前・観光地・大学周辺などに多数のサイクルポートが設置されている
  • 利用後はどのステーションでも返却可能

観光客向けの活用例:

  • 台北の「大稲埕」「華山文創園区」など、徒歩より少し距離がある観光地間の移動
  • 淡水や台中の湖周辺など、景色を楽しみながらのサイクリング

注意点:

  • 交通ルールに慣れていないと事故のリスクがあるため、交通量の少ないエリアから試してみましょう。
  • 雨の日や夜間は滑りやすく、視界も悪くなるため使用を避けるのが無難です。

7. タクシー|安心&リーズナブル

台湾のタクシーは日本よりも割安で、短距離移動や夜間の移動に便利です。

タクシーの特徴:

  • 初乗り料金は85元(約400円)程度
  • クレジットカード対応の車両も増加中
  • 多くの運転手は簡単な英語OK、住所を見せれば問題なし
  • 配車アプリ「Uber」や「LINE Taxi」も利用可能

注意点:

  • ごくまれにメーターを使わない運転手がいるため、乗車時に「メーター使用」を確認しましょう。
  • 深夜料金(23時〜6時)は割増になる場合があります。

8. 便利なICカード「悠遊カード」と「一卡通」

台湾で公共交通機関を利用するなら、ICカードは必携アイテムです。
SuicaやPASMOのように使える非接触型の交通カードで、手軽に移動できます。

悠遊カード(EasyCard)

  • 主に台北・新北・基隆・桃園・台中などで利用可能
  • MRT、バス、台鉄、YouBike、高鉄一部区間で利用可
  • コンビニ(7-ELEVEN、FamilyMartなど)や一部飲食店・施設でも支払い可能
  • 発行価格:デポジット100元+チャージ(例:300元)
  • 使用後の残高はカード返却時に一部返金可

一卡通(iPASS)

  • 主に高雄・台南・屏東エリア中心に展開
  • 高雄MRT、ライトレール、バス、YouBike、台鉄、一部高鉄区間で使用可能
  • 同じくコンビニ・観光施設などでも支払い可能
  • 発行・チャージ方法は悠遊カードとほぼ同様

どちらを選べばいい?

  • 台北中心なら「悠遊カード」
  • 高雄や南部中心なら「一卡通」
  • 両方持っていてもOK(値段も安いため)

どちらも全国のコンビニや駅構内のサービスカウンターで簡単に購入・チャージできるため、到着後すぐに手に入れるのがおすすめです。


9. 台湾旅行でおすすめの移動手段と、その選び方

それでは、実際の台湾旅行ではどの交通機関を使えば良いのでしょうか?
ここでは、シーン別におすすめの移動手段を紹介します。

■ 観光メインの都市滞在なら「MRT」+「バス」

台北や高雄などの都市に滞在する場合は、MRTが圧倒的に便利です。主要な観光地はほぼMRT駅の近くにあり、英語の案内も整っているので、初めての方でも安心して利用できます。

また、観光地によってはバスの方が便利な場合もあります。たとえば、台北から九份・淡水・陽明山などへ行く場合は、MRT+バスの組み合わせがベストです。

■ 複数都市を巡るなら「高鉄(新幹線)」が快適&時短

台北・台中・台南・高雄といった大都市間を移動するなら、迷わず高鉄を使いましょう。移動時間が大幅に短縮され、短期間でも効率よく旅程を組むことができます。早めの予約で割引がある「早鳥チケット」も活用するとお得です。

■ ローカルな風景やゆったり旅なら「台鉄(在来線)」

観光地でも、九份や花蓮、台東などは台鉄の利用が便利です。ゆっくりと車窓を楽しみたい方や、ローカルな体験をしたい方にはぴったりの移動手段です。

■ 街歩きを楽しむなら「YouBike」で気ままに散策

都市部ではシェアサイクル「YouBike」もおすすめ。MRTではアクセスしづらい小さなエリアを巡るのに便利で、天気が良い日には特に気持ちよく移動できます。

■ 夜間や荷物が多いときは「タクシー」で安心移動

深夜の移動や、スーツケースを持っての移動時はタクシーが便利。初乗りも安く、配車アプリを使えばスムーズに呼べます。言葉に不安がある場合は、行き先を紙に書いておくと安心です。


まとめ:初心者でも安心!台湾の公共交通機関は旅の味方

台湾の公共交通機関は、初めて海外旅行をする方でも使いやすいシステムが整っています。都市間の移動から市内観光、郊外の名所巡りまで、快適に移動できる手段が豊富です。

「悠遊カード」を手に、MRT・バス・YouBikeを駆使すれば、旅の行動範囲がぐっと広がります。この記事を参考に、あなたの台湾旅行がより楽しく、快適なものになることを願っています!


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