こんにちは!Kunyです
海外では用心していても、トラブルに遭う可能性をゼロにはできません。
フィリピンだけではありませんが、特に多いトラブルは盗難です。
しかし、盗難被害は正しいプロセスを行えば海外保険でカバーできる損害です。
したがって、今回は盗難被害にあったら必ず行うことを紹介します!
盗難被害にあってしまったら警察署へ
もしも盗難被害にあってしまったら必ず警察署へ行きましょう。
そこで事情を警察官に説明し、盗難届を発行してもらいます。
盗難届(盗難証明書)は保険で損害をカバーするために求められるので最も重要な書類です。
警察署の場所の調べ方
Google Mapで警察署を探すのが最もシンプルです。
警察署は英語で「Police Station」と言います。
Police Stationと入力し、現在地から最も近いところへ行くのが良いでしょう。
調書の作成
日本では盗難・紛失の際に交番へ行くと警察官が質問をしてくれて調書を作成しますよね。
私の経験上、海外では自分で専用の用紙に記述する形式でした。
レポートを作成する際の重要ポイントは5W1Hを明確に記載することです。
レポート作成の重要ポイント
- いつ
- どこで
- 何が
- 誰によって
- どのように
これらを正しく説明できなければ被害を伝えることができません。
したがって、万が一被害にあってしまったら詳細をメモに残すのをお勧めします。
警察署での言語の問題
海外での盗難事件ですから、現地語か英語で説明できなければなりません。
記述式のレポート作成はスマホの辞書を使ってスペルを確認することができます。
ただ、警察官とのやり取りのためには基礎的な言語力は必須になります。
もし、言語の壁に不安があれば事前に必要な表現を抑えておくことをお勧めします。
例えば以下のような表現を言えるようにしておくとよいでしょう。
英語表現 | 日本語の意味 |
物 was stolen by 人 | 人によって物が盗まれました |
物 was broken by 人 | 人によって物が壊されました |
Theft report | 盗難届(盗難証明書) |
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警察署で確認する3点
警察署で実際に確認した内容は次の3点でした。
- 被害にあった物の型番、サイズ、重さ、価格など
- 盗難被害が起こった場所、時間、どのような手口か
- 盗難届を受け取る理由は何か
盗難被害にあった時間は多くの場合、厳密に答えられないかと思います。
その場合は何時から何時までの間と答えても問題ありません。
盗難届を受理されてから発行されるまでの日数
今回、私がフィリピンの警察官から伝えられた日数は2日間でした。
ただ、お祭り時期でもあり被害届が山積みだと警察官が言っていたので、通常なら早めに手続きをしてくれるかもしれませんね。
どちらにしても、帰国ギリギリではなくお早目の手続きを心がけてください。
パスポートが紛失・盗難被害にあってしまった場合
パスポートは海外渡航者にとって命の次に大切なものです。
自分の国籍を証明する唯一の公文書なので、他の持ち物と手続きが異なります。
もしパスポートが無くなってしまった場合は警察署でパスポート紛失の証明書を発行してもらいます。
そして、現地の日本大使館または日本領事館へ行き「紛失一般旅券等届出書」を提出します。
そのプロセスを経たうえで、新規のパスポートを発行してもらうか渡航書を作成してもらうことができます。
保険金の請求で必要なもの
保険会社によって違いはありますが、盗難被害にあってしまった場合基本的に以下の書類が求められます。
- 盗難届(盗難証明書)
- 保険金の請求書類
- 被害にあったものの領収書
保険内容を事前に確認しましょう
海外保険やクレジットカードの付帯保険の内容を事前確認することをお勧めします。
盗難をカバーする保険内容は短期の場合、携行品損害と書かれています。
長期でかつ保証がしっかりした海外保険の場合は生活用動産と書かれています。
どちらも身の回り品をカバーする保険ですが、生活用動産は滞在先の備品も含まれていることが特徴となります。
安全上、高価なものは海外旅行に不要
海外保険の内容を確認すると携行品損害の補償上限額が明記されています。
多くの場合、10万円から30万円の幅で設定されているかと思います。
これは、補償上限額を上回るものが盗まれたら保険でカバーしきれないと理解すべきです。
海外に持っていく衣服、装飾品、スマホ、バッグなど保証枠の中でしたら何があっても安心ですね。
高価なアクセサリーや時計など、安全を守る意味でも着用はお勧めしません。
いかがでしたでしょうか?
今回は動画で実際の警察署での様子をご紹介しつつ、盗難被害にあってしまった後の必要手続きについてご紹介しました!
ご不明点などありましたら、コメントをお待ちしております。