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こんにちは!フィリピンの専門家、Kunyです
今回は、フィリピンに31日以上滞在するために必要となる「捨てチケット」について説明します。
本記事ではフィリピン入国条件を10ドルで満たす方法、もしトラブルがあった場合の対処について記載してあるフィリピン留学向けの内容になります。

「捨てチケット」とは何か

「捨てる」+「チケット」=「捨てチケット」という意味です。
日本人のパスポートを持つ人は、30日までノービザでフィリピンに滞在することができます。

しかし、31日以上フィリピンに滞在する場合は、次の2つのうち1つの手続きが必要です。

  • ①日本で事前にビザを取得する
  • ②ノービザでフィリピンに入国後、移民局でビザ延長手続きをする

フィリピンに留学する場合は、語学学校がビザの延長手続きを現地で行います。
したがって、日本で事前に学生ビザを取得する必要はありません。

また、4週間まで(30日以内)の留学ならノービザで滞在できるので、「捨てチケット」は必要ありません。
しかし、「フィリピン入国条件の一つに入国後30日以内にフィリピンを離れるフライトを予約していること」とあります。
したがって、5週間以上(31日以上)のフィリピン留学をする場合は、「捨てチケット」が必要になります。

捨てるのにわざわざ航空券を買うことに納得できる人はいないと思いますが、「30日以内にフィリピンをでますよ」と証明するために「捨てチケット」を用意するというわけです。

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「捨てチケット」ではなくFix-Openチケットでも入国条件を満たせる

31日以上フィリピンに滞在するために、30日以内にフィリピンを出国するチケットが必要というところまで話しました。
「捨てチケット」の他に入国条件を満たす方法はないの?という声も聞こえてきそうですね。

行きの便は固定の日時で、帰りの便は日時を変更できる「Fix-Open」の航空券を取得する方法でも入国条件を満たすことができます。
つまり、帰りの日程を入国2週間後などにしておいて、フィリピンに入国した後に帰りの日程を本来の日時に変更する方法です。
しかし、「Fix-Open」の航空券は値段が高いため、「捨てチケット」を買うことがスタンダードになっています。

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「捨てチケット」の出発地と目的地はどうすれば良いの?

入国条件を満たすために買う、乗ることのない航空券「捨てチケット」。
結局のることが無いのならば、安ければ安いほど良いというわけです。
そこで、お勧めの目的地は「マレーシアのコタキナバル」です。
フィリピンを離れるチケットなら何でもよいので、「日本行き」である必要はありません。

また、出発地をどこにすべきかというのもお問合せを良くもらいます。
結論、フィリピン国内から出発する国際線ならどこの空港でも問題ありません。
つまり、セブ島の往復航空券+マニラ発の捨てチケットでも大丈夫ということです。
フィリピン入国条件として、30日以内にフィリピンを離れることが盛り込まれています。
フィリピン国内の移動は船かもしれませんし、国内線かもしれませんので、セブIn→マニラOutでも問題ないということです。

「捨てチケット」の出発日はいつがお勧め?

捨てチケットの出発日の設定は30日以内ならどの日程でもOKです。
ただ、海外に慣れていない方々には「フィリピンから入国後、10日目がいいですよ」とご案内しています。
理由はImmigration(入国審査)で"How many days will you stay?"「何日フィリピンに滞在しますか?」と聞かれたときに、慌てず答えられるようにです。
"Ten days."「10日間です」と落ち着いて答えてください。

また、Immigration(入国審査)と言えば、入国目的を聞かれることがあります。
”What's your purpose of visit?”「フィリピンを訪れる目的は何ですか?」という質問です。
この質問には"Study English"「英語の勉強」とは答えないでください。
"Travel"「旅行です」などと答えるようにしましょう。

フィリピン留学では、ノービザの観光目的で入国をします。
その後、学校に費用を支払ってSSP(Special Study Permit)特別就学許可を申請します。
もし、"Study English"と答えると、「学生ビザを見せてください」と聞かれややこしくなるので「旅行です」と言うようにしましょう。

10ドルで捨てチケットをレンタルできる「TopOnwardTicket」がお勧め

マニラ発コタキナバル行の捨てチケットを購入すると、安いと言っても8,000円程度はかかります。
捨てチケットにお金をかけても仕方が無いので、10ドルで捨てチケットをレンタルできるサイトをご紹介します。
それはTopOnwardTicket(トップオンワードチケット)というサイトで、裏技でも何でもなく、世界中を旅するバックパッカーの定番となっているサービスです。

フィリピンのみならず世界の国々では「30日以上の滞在はビザが必要」という場合があります。
そこで、次の国へ行く日程がまだ決まっていない人や、現地到着してから長期滞在する場合に移民局でビザ延長手続きをしようと考える人が、一先ずレンタルチケットを取得して入国条件を満たすということですね。

それでは、まずTopOnwardTicketの公式サイトにアクセスしましょう。

TopOnwardTicketの公式サイトhttps://toponwardticket.com/

TopOnwardTicketのトップページ

WEBサイトはわかりやすく、1ページのみの構成となっています。
そして、ページ上部にはこのような説明が書かれています。

【原文】
Our onward tickets are used for proof of onward travel or visa applications. All come with a unique PNR code that you can use to verify.

Only $10 and valid for 48+ hours. Ticket will be sent within 5 – 60 minutes ( in our office hours ).

【翻訳】
当社のオンワード航空券は、往路の渡航証明やビザ申請にご利用いただけます。すべての航空券には、確認に使用できる固有のPNRコードが付いています。

たった10ドルで48時間以上有効です。航空券は5~60分以内(営業時間内)にお送りします。

Your Title(敬称)

まず、ページ左上部にはTitle(敬称)を選べるプルダウンが設置されています。
それぞれの敬称の意味をまとめたので、参考にしてみてください。

Mr 男性
Ms 女性
Mrs 既婚女性
Mstr(2-11 years) 2~11歳の男の子
Miss(2-11 years) 2~11歳の女の子
Mstr(Under 2 years) 2歳未満の男の子
Miss(Under 2 years) 2歳未満の女の子

First NameとLast Name(名前)

次に名前を入力します。
パスポートと同じ表記にしなければ、有効なEチケットを取得できないので落ち着いて入力してください。

画像の例ではFirst Name(KUNIAKI)が名前、Last Name(SUGITA)が苗字です。
名前の英語表現は他にもあるのであわせて覚えておきましょう。

名字 Last Name, Family Name
名前 First Name, Given Name

Passenger(乗客)

乗客の人数を入力するようになっています。
デフォルトで「1」が指定されており、ほとんどの場合変更しなくても良いでしょう。

Choose Your Trip(旅程の選択)

One Way(片道)とRound Trip(往復)を指定できるラジオボタンがあります。
捨てチケットを取ることが目的なので、フィリピンを出国するOne Way(片道)を選択してください。

Your Email(e-mailアドレス)

レンタルチケットの手続きが完了後に、e-mailアドレスにe-TicletのPDFファイルが届きます。
もし、ここのe-mailアドレスを間違うと、お金を払ってもPDFファイルが届かないということになります。
間違えることないよう、入力後に確認をしてください。

Departing Airport From(出発空港)とArrival Airport To(目的地の空港)

Departing Airport(出発空港)はManila - Philippines(MNL)を選んで問題ありません。
Arrival Airport(目的地の空港)はKota Kinabalu, Sabah - Malaysia(BKI)を選んでOKです。
どの目的地でも10ドルなので、コタキナバルじゃなくても良いのですが最安の行先をお勧めしてみました。

チケットの受取日の指定と支払い方法

ページ下部には捨てチケットを受け取る日付を指定できるラジオボタンがあります。
TopOnwardTicketはチケットが届いてから48時間後に自動キャンセルされるレンタルチケットサービスです。
したがって、「On a later date」(後日受け取り)を指定して、実際の出発48時間以内の日時を入力するとよいでしょう。
シンプルに出発日の前日を指定するのが良いと思います。

最後に、支払方法を選択するラジオボタンがあるので「Credit / Debit Card」からも支払えます。

捨てチケットの印刷とスマホへの保存

指定した日時になると、e-mailアドレス宛に捨てチケットが届きます。
また、スマホにスクリーンショットを保存しておけば空港のチェックインカウンターと入国審査ですぐに見せることができます。
スマホのトラブルは滅多にありませんが、念のためPDFファイルを印刷しておくと安心です。

「捨てチケット」を見せても飛行機に乗れない、搭乗拒否された場合

これまでTopOnwardTicketのe-Ticketを見せて「レンタルチケットでは搭乗できません。」と言われた報告はありません。
しかし、ルールがコロコロかわるのがフィリピンです。
今まで大丈夫だったことが、突然変わるということも今まで何度もありました。

もし、搭乗拒否される事態になったときは、スマホで30日以内にフィリピンを離れる捨てチケットを購入すれば問題ありません。
航空機の搭乗や入国のルールを知らなかったと空港職員に伝えて、その場で入国ルールに従った航空券を予約すればOKということです。

ただ、やっぱり実際に乗らない飛行機の航空券を数千円で買うというのは腑に落ちるものではないですよね。
万が一、このようなトラブルがあった場合でもサンフレンズ留学センターは「ゼロ円で捨てチケットをすぐに買える方法」をお客様限定でご案内しています。
少しでも、無駄な支出を抑えたいという方はこちらのバナーから留学相談をしてみてください♪

 

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