
こんにちは!Kunyです
遅い時間に台北に到着し、翌日台北を離れ別の町へ行きます。
とりあえず、寝るだけのホテルを確保したい...そこで役立つのはカプセルホテルですよね。
台湾にもカプセルホテルがあり、格安の1泊2822円でホテル予約をしました。
実際宿泊してみた感想として、大変だったところ便利だったところをご紹介します。
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遅い時間にホテルに到着...!

ホテル到着!!...入口狭すぎ!
実はホテルの入口がわからず、隣のマッサージショップのお兄さんに聞いて入口を見つけました。
時刻はすでに22時を過ぎていて、入ろうとするもドアに鍵がかかっていて中に入ることができません。
思っていた5倍ぐらいの難易度のチェックインがここからスタートします。

入口左のドアには"Please call us via the phone on the right or 0922000702 for instructions. thank you."と書かれていました。
そして、入口ドアの右側にはこのような電話機と電子ロックキーがありました。

電話機の番号は一部押せないように加工されています。
それもそのはず、指示されている電話番号に使われない数字が押せないようになっているわけです。
早速、書かれている番号に電話をかけてみました。
緊急時用の電話番号にかけてみるが...
"Hello my name is Kuniaki Sugita, I would like to check in."
そう言うと、電話の向こうの男性は中国語で何かを何度も説明してくれました。
おそらく電子ロックの解除コードだと察するのですが、中国語を理解することができませんでした。
"I am sorry, I don't understand Chinese."というと、"Wait here"と言葉が返ってきました。
....15分後。
中年女性が現れ、入口ドアロックの解除コードを練習を交えつつ親切に教えてくれました。
ゆっくり話せば、女性は英語を理解してくれてコミュニケーションをとることができました。
レイトチェックインの様子はこちらの動画をご覧ください!
ホテルに入ることができました

ここが、カプセルベッドが8台並ぶお部屋です。
この部屋に入るためにもまた異なるロック解除コードを入力する必要があります。
それぞれのカプセルは近未来的なデザインで好奇心をくすぐります。

空室のカプセルベッドはこのようになっています。

夜の23時近くなっており、ほかの人に迷惑にならないよう静かに行動します。
こちらの下のカプセルベッドが私に割り当てられました。

カプセルベッドへ入るためにはカードキーで開錠します。
ドアを閉めると数秒後に自動ロックされるのでセキュリティは高いです。
このホテルは入口のドア、寝室のドア、カプセルベッドのドアで3重の自動ロックで制御されています。
(毎回のコード入力はかなり面倒なので、すべてカードキー対応にすると改善されます)
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意外と居心地のよいカプセルホテル

中に入りカードキーを差し込み電源が自動ONされると室内が青く光ります。
中に入った後も圧迫感を感じることはありませんでした。

スライド式のドアを閉めると数秒後に自動ロックされます。

荷物をバッグから出して、いろいろやっているとあっという間に散らかります。
大体、ごみは袋に入れて足元の方に置いて、スマホとかは手元の位置に。
服は着た後と着る前で袋に分けて足元の方に...のようなかたちになりますよね。
そのようにもので散らかってもそこそこ居心地の良い空間は確保されていました。

しっかり計測はしておらず、目で見た感覚ですが長さ180cm×幅100cm×高さ100cmの立方体だと思いました。
足元には毛布や壁掛けTVがあります。

右側の壁には各機能が集中しています。
まずは、お部屋の電源元を制御するカードキーのスロットルです。

右側壁側面上部には2つのファンがあります。
1つは吸気、1つは排気で寝室のエアコンの涼しい空気をかなりパワフルに循環させています。

中央鏡右側上部にヘッドフォンがあります。
ピンジャックは近くに差込口があり、壁掛けTVとつなげてテレビを見ることができます。
外国人旅行客にはあまり必要ないものですが、イヤホンやヘッドフォンを忘れた方はお手元のデバイスとつなげてYouTubeなど見るのに役立つと思います。

カプセルベッド中央のインパクト大きい丸い鏡の下にはライトやファン、USB、スライドドアの開錠など機能が集まっています。
基本的にすべてタッチパネル式で全部で3つあるライト(天井、鏡のまわり、手元のライト)の光量と色を変えることもできます。

ずっと青いライトだと目が疲れてくるので、黄色や白のライトで落ち着きました。
さて実際に泊まってみた感想は、ずっと静かにしていなければならないのは結構ストレス。
個室でプライバシーは守られているものの、鼻をすする音や動いた時のギシっという音も聞こえます。
到着時間が遅かったため、ほかの人と顔を合わせていないこともありヨソヨソした気分がストレスに思いました。

遅い時間に到着して、疲れてすぐに寝てしまう人にとってはあまり気にならないかもしれませんね。
または、結構おしいところまで良くできているカプセルホテルなので気密性を高めて防音性能をもう少し高めるとより良いと思いました。
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泊まってみて感じた改善点と感想
触った感じFRPでできていて、壁の中に防音シートを入れることでもっと遮音性が高まると思います。
そして全体の気密性は良いのですが、スライドドアの構造が簡単すぎなので閉めると隙間がなくなるようにできればかなり満足度が高くなると思いました。
(スライドドアは直線的な動きで、閉めた後外の光が入る程度の隙間がありました)
このように、もう一歩工夫があればよりストレスない空間だと思うと同時に、ここまで自動化しているのに感心しました。
ほとんどのお客さんに対してはチェックイン時の作業はほぼ自動化されています。
そのあとの入退室管理も自動ロックで制御しており、清掃はアウトソーシングで効率化ができます。
お手洗いとシャワーは共同で、電子レンジや冷蔵庫もシェアハウス型なので経営効率化に役立っています。
さらにチェックアウトはカードキーをベッドに置いて、チェックもなしに11時までに出ればOKという手軽さもとても便利でした。












