こんにちは!Kunyです。
フィリピンの空中都市バギオには1つだけ空港があります。
2024年現在、就航しているのはバギオ‐セブ間のみ1日1本です。
なぜ、首都マニラではなくセブだけなの?というご質問は答えられないのでお控えください笑
バギオのロアカン空港は街の中心からあまり離れていません。
中心部から車で15分~20分の距離にあります。
ロアカン空港の外観
これが、空港です!
....と言われなければ、ちょっと大きめのアジアンレストランにしか見えませんね笑
ファミレスサイズの駐車場があり、奥の方に平屋の建物があります。
その向こうに滑走路があり、飛行機が離発着しているとは想像しがたい雰囲気です
ロアカン空港にチェックイン
Departure(出発)の入り口に入ると驚きのコンパクト設計でした!
入口入ってすぐ1メートル右手にセキュリティゲートがありました(撮影禁止エリア)
航空法に最低限準拠するかたちで、スーツケースをチェックします。
そして、小さな金属探知機のゲートを通りとてもフレンドリーな職員がボディチェックをします。
4~5メートル進むとすぐにチェックインカウンター。
簡素な計量器にスーツケースを乗せて、受託荷物を預けます。
小さな空港ですが、フィリピン航空の職員はまじめに働いていました。
搭乗券を受け取り、出国ゲートへ向かいます!
ロアカン空港の出国ゲート
バス待合室ではありません!笑
ここはバギオのロアカン空港の出国ゲートです。
そして出口のドアは1つしかありません。
それもそのはず、なぜならばこの空港に滑走路は1本しかないからです!
1機のプロペラ機が大きなエンジン音と共に搭乗ゲートへゆっくりと向かいます。
最後に小さな飛行機に乗ったのは、青森へ出張に行った5年前だな...と思いだしている間に搭乗アナウンスが流れました。
登場アナウンスはスピーカーではありません!
空港スタッフによる肉声で「セブ行きのPR2231、搭乗開始です」と言っています。
空港の搭乗ゲートにはモニターがあり、On Boardとか書かれていますよね。
この空港はモニターが無く、そのかわりに紙の看板で搭乗案内をしていました笑
何から何まで新鮮な気持ちにさせてくれる、アットホームすぎる空港です!
フィリピン航空のプロペラ機の機内へ
自動ドアから外に出て....歩いてプロペラ機に搭乗しました!
機内の座席は2-2の並びです。
おおよそ数えてみると92席ほどの機内、乗客は25人に満たない人数でした。
飛行機に乗る前に、知り合いから「加速から離陸まであっという間だから動画撮るなら、事前に用意しておかないと間に合わないよ」と言われていました。
まさに、その言葉通りでした。
加速開始から25秒で離陸!
そして、山の上の空港なので足元の景色があっという間に下に下がっていきます。
バギオの街全てが視界に入る様は、とにかく絶景で感動しました!
ロアカン空港の今後の考察
さて、今回はバギオのロアカン空港というなかなか珍しい情報となりました。
ここでもう少し説明を加えたいのですが、なぜロアカン空港は今まで使われていなかったのでしょう。
それは、バギオは台風が接近することが多く、天候上の理由でロアカン空港に着陸できずクラーク空港に引き返すことが度々あったからです。
そうなると、今後は問題なくバギオーセブ間を就航し続けることができるのか?と疑問が浮かびますよね。
フィリピン航空もバギオ‐セブ間の就航を決めた以上、簡単に辞めることはないだろう...というのが現時点の予測です。
フィリピンの現地事情は変わることが多いので、バギオやセブ留学を考えていて、空路での移動も想定しているかたは下のバナーから留学センターにご相談してみると良いでしょう!