こんにちは!東南アジアを中心に体験レポートを書いています、Kunyです。
さてさて、今回はスカルノ・ハッタ空港へ向かうタクシーから
インドネシアレポートをお送りします。
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今回は東南アジアでタクシーに乗る際にしてはならない3つの注意点について書きます。
初めに、東南アジアを訪れて日本のタクシー事情と大きく異なることを
すでに知っている方も多いと思います。
また、これから東南アジアをはじめとする海外に行かれる方もたくさんいると思います。
今回の記事ではこれから海外へ行く方々に参考になるように
タクシーに乗る際の注意点を3点にまとめました。
1.メーターが付いていないタクシーに乗ってはいけない
2.行き先の住所を知らないタクシーには乗らない
3.小銭を持たずにタクシーに乗らない
これら3つのポイントについてその理由と対処方法を説明します。
1.メーターが付いていないタクシーに乗ってはいけない
日本ではタクシーにメーターが付いているのは常識ですよね?
しかし、日本以外ではそれが常識だとは限りません。
そこで、海外でタクシーに乗る際、確認すべき第一条件は
タクシーにメーターが付いているということです。
なぜならば、東南アジアではメーターがそもそも付いていないタクシーがあり、
その場合、金額交渉になりますので土地感・相場感の無い旅行者にとって
不利な取引になる場合が多いのです。
特に、海外の空港に着いてすぐ待ち構えているタクシーは要注意です。
初めてその国を訪れた旅行者をターゲットに、
ホテルまでの移動で法外な料金を請求する例も少なくありません。
また、メーターが付いていたとしても用心すべきことが2つあります。
用心すべきことの一つ目は、「メーターを動かしているかどうか」ということ。
タクシードライバーの中には、乗客がタクシーに乗った後メーターを動かさずに車を発進させ、
目的地に着いた後に法外な金額を要求する者もいます。
そうなってしまった場合、金額交渉の為に労力を使わなければならないばかりか、
大切な海外での時間を奪われてしまいますよね。
その場合の対処法は2つあります。
信頼性の高いタクシー会社の車に乗ること、または
メーターを動かすように要求することです。
メーターが付いていても用心すべきことの二つ目は、
違法改造されたメーターを車載しているケースです。
違法改造されたメーターとは初乗り料金は他のタクシーと同じなのですが、
走行距離毎の料金がグングン上がっていきます。
この場合、「メーター改造してるだろう!」と言及したとしても証拠を見つける為には
メーターを分解しなければならないので、
速やかにタクシーを止めさせて別のタクシーに乗り換えるのが得策でしょう。
タクシーメーターが付いているタクシーに乗ることが第一条件ですが、
メーターを動かしているとしても料金がすぐに上がっていくケースもあります。
したがって、違和感を察知できるようにタクシーに乗った際には、
メーターの動きにも注意を払ってください。
(↓約3分の動画でタクシーメーターに関するやりとりを紹介しています)
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2.行き先の住所を知らないタクシーには乗らない
タクシーの運転手が住所を知らないなんてどういうこと?!
という声が聞こえてきそうですが、実際、私は何度も経験したことがあります。
当然、全てのドライバーが当てはまるわけではありませんが、
東南アジアでタクシーに乗った際に最短距離で目的地へ行けない場合があります。
その原因は3つあります。
(1)単純にドライバーが住所を知らないか、
(2)知っていても知らないふりをして遠回りをするか、もしくは
(3)住所の伝え方に問題があるかのいずれかでしょう。
実際、タクシーに乗り込んでから何度も同じ道を通ったり、
運転手が路肩に車を止めて
「おーい!○○への行き方知っているかー?」
と通りの人に聞いている姿を見た人も少なくないかもしれませんね。
そして、さんざん遠回りをしてメーター料金はどんどん上がっていきます。
最終的に通常の倍の金額を請求されるケースも同様に少なくありません。
これら3つの原因を一度に解決する方法は、「住所を知らないタクシーに乗らない」ことです。
私は海外で、特に初めて訪れる場所では必ずiPhoneの画面を見せるか紙のメモを手渡して
「この住所知っていますか?」と確認をします。
なぜ、文書で確認するかと言うと「地名」や「名前」などの固有名詞は
英語の発音と現地の発音が異なる場合が多いからです。
例えば、「ウクライナ」も無理やりカタカナで書くと「ユークレン」と発音されます。
またベトナムのリゾート地「ニャチャン」は現地人も「ニャチャン」と発音します。
しかし文字にすると、”Nha Trang”と表記するので欧米人は「ナtrァng」と発音します。
「TOYOTA」は「トヨーダ」と語尾がにごり、
「マツダ」も「マーズダ」とイントネーションが変わるのと同じですね。
したがって、固有名詞である住所を確認する場合、
文章で確認をとればトラブルを防げるでしょう。
住所を知っているかどうかを文書で確認していた場合、
仮にタクシーを降りる際に法外な請求をされたとしても強力なカードになります。
今までの経験で、運転手が住所と行き方をわかっていると言ったのにも関わらず、
最短距離でたどり着けなかったことがありました。
その時に、当然タクシー料金は通常より跳ね上がるのですが、
「そこへの行き方知ってるって言っていましたよね?」
と言質を取っておくことで、今まで何の問題もなく値下げに応じてくれました。
1.「メーター付き」2.「住所を知っている」タクシーに乗る際の判断方法をまとめると、
ドライバーが住所を知っていることとメーターを使うことを確認できた場合タクシーに乗る。
いずれか一方でも確認できなければ、次のタクシーを見つけるべきでしょう。
3.小銭を持たずにタクシーに乗ってはいけない
日本ではまずあり得ないトラブルの一つ、「お釣り切れ」。
実は、個人商店のようなタクシー以外の場面でも「お釣り切れ」は起こりうります。
しかし、買い物とタクシーの「お釣り切れ」の違いがあります。
買い物をしている場合、もしお釣り切れだと言われたら、
「それなら要りません」と言えるがタクシーの場合は
「それなら払いません」と言えないことですよね。
私も、何度タクシー運転手から” No more change”と言われたことかわかりません。
しかし、彼らがそう言っているので本当か嘘か問わず「お釣りがない」のです。
もし、大きなお金を運転手に渡したら当然お釣りは帰ってきません。
その場合の対策は、小銭を用意しておくことにつきます。
もしも、乗車した後に小銭が足りないことに気が付いた場合
私は「お金を崩してくるから、コンビニ見つけたら寄ってください」と伝えます。
あるいは、目的地に到着してから「お釣りがない」と言われたら
「近くの売店でお金崩してくるからちょっと待ってて!」と言って
何か買い物をしてきます。
今まで数十回この方法で乗車してから小銭を用意したことがありますが、
「お金を払わずに逃げるかもしれないから駄目だ!」
と言われたことは一度もありません。
いつも、運転手は黙って待ってくれています。
したがって、小銭を事前に用意しておくことがスムーズにタクシーを利用するポイント。
そしてもし、お釣りも小銭もないとわかれば余分な大金を払わず、遠慮せずお金を崩しに向かってください。
まとめ
1.タクシーに乗る前に小銭を用意する
2.タクシー運転手が住所を知っているか文書で確認する
3.メーターをONにしていなければ使うように指示する
この手順を守ることで、タクシーに乗る際のトラブルの大部分を回避できます。
これから東南アジアへ旅行や仕事で訪れる方は是非参考にしてみてください!
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